日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農林中金|JAバンク等

「米中摩擦に翻弄される世界経済」=農中総研改訂経済見通し

 ㈱農林中金総合研究所は15日、「2019~20年度改訂経済見通し」を公表し、2019年度の実質GDP成長率は0・7%(前回〔6月〕予測0・2%から上方修正)、20年度は0・4%(前回見通しを据置き)と潜在成長率をやや下回って推移すると予測した。  改訂経済見通しでは、「2019年4~6月期の実質GDPは、輸出の減少に加え、前期の反動から輸入が大きく増加し外需寄与度は再びマイナスとなったが、消費、企業設備投資など民間需要が底堅く推移したほか、経済対策の効果にも支えられ、3四半期連続のプラス成長となった」、「足元7~9月期も消費税率の引上げを控えた消費の駆け込み需要、非製造業の省人化・省力化ニ...

農林中金が欧州における銀行現地法人の設立認可を取得

 農林中央金庫は、オランダ・アムステルダム市における銀行現地法人「Norinchukin Bank Europe N.V.」(予定)の設立に向けた手続きを進めてきたが、このほど欧州関係当局から設立認可を取得したと発表した。  農林中金では「銀行現地法人は、欧州における商業銀行業務を段階的に拡充し、ロンドン支店と連携して、欧州諸国におけるお客さまのニーズに的確に応え、その成長と発展を支えていく」とコメントしている。今後は、日本の金融当局の認可等を前提に、引き続き開業に向けた手続きを進めていく方針。なお、営業開始日は、2020年度第1四半期を予定している。

日刊アグリ・リサーチ JAグループ全国域・県域役員・幹部職員一覧

「日刊アグリ・リサーチ JAグループ全国域・県域役員・幹部職員一覧」を発行=農業情報調査会

農業情報調査会が「日刊アグリ・リサーチ JAグループ全国域・県域役員・幹部職員一覧」を発行。5号に渡り、8月9日現在の『中央会・家の光・日本農業新聞・Nツアーグループ』、『経済事業系統』、『共済・厚生事業系統』、『信用事業系統』、『JAグループ関連会社・団体一覧』の役員・幹部職員を掲載。詳しくはこちら。 ●8月13日号 中央会・家の光・日本農業新聞・Nツアーグループ ●8月14日号 経済事業系統(全農・経済連・県JA) ●8月15日号 共済・厚生事業系統(JA共済連・厚生連) ●8月16日号 信用事業系統(農林中金・信連・県JA) ●8月19日号 JAグループ関連会社・団体一...

JAバンク長崎が「JAバンク長崎貸付担当者交流大会」を開催

 JAバンク長崎は7月26日、JAの貸付担当者を対象に、県下初の試みとして、JAバンク長崎貸付担当者交流大会を長崎県JA会館で開催した。各JAからは貸付担当者52名、長崎県農業信用基金協会3名、農林中央金庫長崎支店からは常盤淳一支店長以下17名が参加し、貸出金伸長のための相互啓発・意見交換を行った。  同大会は、中期戦略にもとづく貸出強化に向けた具体的取組事項の説明をはじめとする研修、農業融資の伸長に顕著な実績をあげている県内JA職員による講演、日常業務での取組みや課題共有および企画提案を目的としたグループディスカッションで構成され、各JAの貸付担当者は活発な意見を交わした。  JAバンク...

農中第1四半期決算の経常利益は763億円

 農林中央金庫は6日、第1四半期(2019年6月末時点)の連結および単体の決算を発表した。  連結決算では、経常利益は前年同期比30・8%減の763億9百万円、純利益は同26・7%減の598億65百万円となった。経常収益は438億円減の4548億円、経常費用は同97億円減の3784億円となった。農林中金では、「新規投資の積み上げ等を行ったものの、外貨調達コストの増加等を受け減益となった」と説明している。連結の総資産は前年度末比2兆6626億円増の108兆6165億円、純資産は同1298億円増の7兆6031億円となった。  また、単体決算では、経常利益は前年同期比30・8%減の770億90百...

農林中金が「よりぞう夏祭り2019」を開催

農林中金が「よりぞう夏祭り2019」を開催

農林中金が3日、神奈川・川崎市のラゾーナ川崎で、「よりぞう夏祭り2019」を開催。JAバンクの新キャラクター〝よりぞう〟の「ゆるキャラグランプリ2019」エントリーを記念して行われたもので、よりぞうが特技としているダンスを披露するステージや、よりぞうグッズが当たるじゃんけん大会が行われた他、ヨーヨー釣りや射的、輪投げなどの子どもたちが楽しめるコーナーが設けられた。

令和2年4月に「JA福井県」発足へ

福井県内の10JAが県域JA合併を可決決定  福井県内の10JAは28日、それぞれ開いた合併総会・総代会で、令和2年(2020年)4月1日に一斉合併することを承認した。  合併に参加するのは、JA福井市、JA福井市南部、JA永平寺、JA花咲ふくい、JAはるえ、JAテラル越前、JAたんなん、JA越前丹生、JA敦賀美方、JA若狭。  合併に向けて、6月に合併予備契約を締結、JA越前たけふは5月の臨時理事会で合併への不参加を決定していた。来年4月、存続JAをJA福井市として「福井県農業協同組合(愛称=JA福井県)」として合併後、速やかに中央会、信連、経済連、厚生連の包括承継手続きに入るとしてい...

全森連と農林中金が第13回森林組合トップセミナー

全森連と農林中金が第13回森林組合トップセミナー・森林再生基金事業発表会

全国森林組合連合会と農林中央金庫が25・26の両日、都内で第13回森林組合トップセミナー・森林再生基金事業発表会を開催、森林組合トップら約360名が参加した。「公益信託 農林中金森林再生基金(農中森力〈もりぢから〉基金)」の第4回助成先である7組合・連合会が、事業成果等を発表した。

JA貯金残高6月末は前年同月比1・5%増の104・8兆円

 農林中央金庫が26日に公表した6月末の全国JA貯金・貸出金残高速報によると、貯金は個人貯金等の流入により、5月末に比べ1兆4314億円(1・4%)増加した。前年同月比では1兆5608億円(1・5%)増加し、残高は104兆8538億円となった。  貸出金残高は、住宅資金実行により5月末に比べ507億円(0・2%)増加、前年同月比では4170億円(2・0%)増加の20兆9393億円となった。

農林中金シンガポール支店が食育授業

農林中金シンガポール支店が現地日本人学校で食育授業

農林中央金庫シンガポール支店が22日、シンガポール日本人学校小学部クレメンティ校で食育授業(特別出張授業)。日本国民の主食である「米」を作るための工夫や努力、苦労等を学ぶことで、「日本の農業のあり方」に関わる視点を養ってもらうことをねらいとしたもので、5年生約130名が参加。同校の教諭による米を使った日本料理が紹介された後、昨年に続き兵庫・JAたじま営農生産部米穀課の塩見真仁係長が講師となり「おいしいお米ができるまで」をテーマに授業を行った〔写真=農林中金提供〕。

農林中金、三菱UFJニコス、JAカードが「JAバンク優績店舗表彰・JAカード店舗表彰」表彰式

農林中金、三菱UFJニコス、JAカードが「JAバンク優績店舗表彰・JAカード店舗表彰」表彰式

農林中金、三菱UFJニコス㈱、JAカード㈱が23日、千葉県内のホテルで2018年度「JAバンク優績店舗表彰・JAカード店舗表彰」の表彰式を共同開催。JA店舗の支店長・支所長、都道府県信連や農林中金、三菱UFJニコスおよびJAカードなどの関係者約260名が参加した。

農林中金が「ゼロエミッション東京」の実現を目指す都にCO2超過削減量を寄付

 農林中央金庫(奥和登代表理事理事長)はこのほど、CO2を排出しない持続可能な都市「ゼロエミッション東京」の実現を目指す東京都の取組みに賛同し、都に対し、都キャップアンドトレード制度に基づくCO2排出量の超過削減分であるクレジット(*)3150tを寄付した。  農林中金では「当金庫は、ステークホルダーの皆さまにとって大切な持続可能性に関する環境・社会課題に適切に対応することにより、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく」とコメントしている。 *都キャップアンドトレード制度は、東京都環境確保条例により、大規模事業所(3か年度連続して燃料、熱、電気の使用量が、原油換算で年間1500kl以上の...

農林中金千葉支店が第2回JAバンク農業セミナー

 一般社団法人千葉県農業協会と農林中金千葉支店は18日、「農家の働き方改革・人材育成」をテーマにした第2回JAバンク農業セミナーを千葉県成田市の成田ビューホテルで開催した。ちば農業経営相談協議会・ちば農業経営相談所、千葉県担い手育成総合支援協議会、千葉県農業会議、千葉県農業者総合支援センターの協力のもと、県内の農業法人を中心に約80名が参加した。  はじめに、千葉県農業協会の長嶋透会長(ファームサポートかとり㈱代表取締役)が挨拶したほか、宮之原雅一農林中金千葉支店長が「農林中央金庫としても金融というキーワードだけではなく、皆様のお役に立てることならなんでもやっていきたい」等とセミナー開催の趣...

JA紀州が移動販売車「とくし丸」で現金引出しサービス開始

JA紀州が移動販売車「とくし丸」で現金引出しサービスを開始

JA紀州(和歌山県御坊市)が、移動販売車「とくし丸」で現金引出しサービスを開始。12日、同JAが運営するスーパーマーケット「Aコープひだか店」で出発式を開いた。

農林中金秋田支店が県農業法人協会と農業経営者トップセミナー開く

 農林中央金庫秋田支店はこのほど、秋田県農業法人協会と共催で、農業経営者トップセミナーを開催した。  セミナーは、全国で活躍している農業経営者や有識者等を講師に迎え、経営トップとしての経営管理能力や、生産技術の向上・発展を図ることを目的としたもので、会員等約60名が参加した。  地元秋田県出身で日本人女性として初めて世界第2の高峰であるK2を登頂し、現在は写真家として活動している小松由佳氏が講師を務め、「ヒマラヤを登る、難民を撮る~登山家、写真家としての挑戦~」と題して講演。登山を始めた当時のエピソードやK2登頂時の出来事を交えながら、困難に直面した際の瞬時の判断力やリスク管理の考え方、自...

JA県域人事

◆中央会・厚生連会長に菅野氏=JAグループ福島◆  JA福島中央会・厚生連は役員の選任を行い、中央会会長、厚生連経営管理委員会会長に菅野孝志氏(新・JAふくしま未来)、同副会長に長谷川正市氏(新・JA会津よつば)を選任した。そのほかの役員は以下の通り。  【中央会】▽常務=橋本正典(新・参事・会長室長) ◆雨宮会長再任=JAグループ長野◆  JA長野中央会・各連は役員の選任を行い、中央会会長、信連・厚生連経営管理委員会会長、JA全農・JA共済連県本部運営委員会会長に雨宮勇氏(再)、同副会長に豊田実氏(再)を選任した。そのほかの役員は以下の通り。  【中央会】▽専務理事=武重正史(新・...

ナフィールドジャパン発足、国際農業奨学金制度に参画

農林中央金庫がスポンサー第一号に決定  生産者による農業奨学生の運営組織・一般社団法人ナフィールドジャパンが今月設立される。海外で2年間先進的な農業技術・流通等について学ぶ「ナフィールド国際農業奨学金制度(Nuffield Farming Scholars)」への、日本からの本格参加を目指す。農林中金と日本農業経営大学校を運営するアグリフューチャージャパン主催の食農ビジネスフォーラム(2日)で明らかにされた。  同組織が農業関連企業・団体からスポンサーを募り、希望する生産者に向けたナフィールド国際農業奨学金の選定・給付、事業推進のための指導・助言、教育プログラムの企画・運営を実施する。 ...

農林中央金庫が「食農ビジネスフォーラム2019」開催

農林中央金庫が「食農ビジネスフォーラム2019」開催

農林中央金庫が2日、帝国ホテル東京で「食農ビジネスフォーラム2019」を開催した。農林中金が第一次産業(農林水産業)と二次・三次産業(企業)のパイプ役として、交流・情報交換を図るため開催しているもので、JA全農が協賛。全農・神出元一理事長や、日本農業経営大学校の卒業生など5名が講演を行った。

JA県域人事

◆副会長に阿部氏=岩手県中◆  JA岩手県中央会・各連は役員の選任を行い、中央会副会長、信連経営管理委員会副会長、厚生連代表理事副会長、JA全農・JA共済連県本部運営委員会副会長に阿部勝昭氏(新・JAいわて花巻)を選任した。 ◆常務に四條氏=神奈川県中◆  JA神奈川県中央会・厚生連は役員の選任を行い、中央会常務理事に四條信仁氏(新)、厚生連の代表理事理事長に高野靖悟氏(新)、専務理事に二宮泉氏(新)を新たに選任した。 ◆理事長に町田氏=新潟信連◆  新潟県信連は役員の選任を行い、代表理事理事長に町田智氏(新・代表理事専務)、代表理事専務に梅澤哲雄氏(新・常務理事)、常務理事に池内信...

人事|農林中央金庫

 〔6月13日付〕▽退任(経営管理委員)横内武久  〔6月28日付〕▽退任(経営管理委員)山上一成▽同(経営管理委員)吉田康弘

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