農林水産省と環境省が10月23日、コロナ後の経済社会の再設計に向けて農林水産政策と環境政策の一層緊密な連携強化を図ることで合意。野上浩太郎農林水産大臣と小泉進次郎環境大臣が農水省で共同記者会見した。 2020年10月27日
優れた環境配慮が組み込まれた製品やサービス等を表彰する第3回エコプロアワード(サステナブル経営推進機構主催)の農林水産大臣賞に日清食品ホールディングス㈱の「『カップヌードル DO IT NOW!』プロジェクト」、財務大臣賞に合資会社宮島酒店の「地元産契約栽培米を用いた低精白の純米醸造酒」が選ばれた。今回、合計47件の応募案件があり、選考委員会と審査委員会における審査の結果、最も優れた5件として、農林水産大臣賞、財務大臣賞、経済産業大臣賞(日本リファイン㈱)、国土交通大臣賞(大東建託㈱)、環境大臣賞(㈱グレイス、(一社)サステイナビリティ人材開発機構)が選ばれた。 【エコプロアワード】旧「エ... 2020年10月26日
(一社)日本花き生産協会は10月22日、農水省に「高収益作物次期作支援交付金」に関する緊急要望を行った。全国の花き生産者を代表して加藤孝義会長が葉梨康弘農林水産副大臣に要望書を手渡した。 2020年10月23日
自民党の茶業振興議員連盟(森山裕会長)は20日、農水省に高収益作物次期作支援交付金の所要額確保を含む茶業生産の維持に向けた緊急要請を行った。 高収益作物次期作支援交付金は、新型コロナウイルスの影響を受けた農業者が営農を断念することなく次期作に前向きに取り組めるよう、創設当時は要件を簡素で弾力的にするなど、困っている農業者が申請しやすい仕組みとしていた。農水省によれば、その結果、「申請の中には要件には該当するものの必ずしも新型コロナウイルスの影響があったとは言えない申請も含まれており、このまま交付金を支払うことになると批判を受けかねない」として、今般、減収のあった品目を対象とし減収... 2020年10月21日
農水省が10月9日、同省講堂で地方農政局長・森林管理局長等会議を開催。地方農政局長等はテレビ会議システムで参加。野上農相は「活力ある農山漁村の実現に職員一丸で」とする訓示を行った。 2020年10月13日
農水省が10月2日、同省講堂で令和2年度越境性動物疾病防疫対策強化推進会議をオンライン上で開催。感染が拡大しているアフリカ豚熱、今年5月に中国で発生した口蹄疫等、越境性動物疾病の現状と、日本国内における豚熱発生をふまえ、都道府県の家畜衛生担当者等と最新の情報を共有し、全国的に防疫体制を強化し発生予防に万全を期すために行われた。 2020年10月7日
このひと これからの農政の展開方向 農林水産事務次官 枝元 真徹 氏 生産基盤強化を着実に 食料安全保障と輸出に力 この8月、農林水産事務次官に枝元真徹氏が就任した。新事務次官に、今後の農政の展開方向を聞いた。 〝不安定な時代〟の重責に全力で ■就任の抱負から。 ここ数年、非常に大きな自然災害が相次いでいる。加えて、農業においては国内で26年ぶりにCSF(豚熱)が発生し、ASF(アフリカ豚熱)も世界各地で蔓延している。さらに、今年に入って世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大し、農林水産関係を含めて社会全体に大きな影響を及ぼしている。こうした非常に不安定な時代に、事務... 2020年10月5日
農水省内に「輸出・国際局」「農産局」「畜産局」を設置など組織再編 農水省は令和3年度の組織・定員要求を決定した。新たな基本計画に沿って、農林水産業の成長産業化やその土台となる生産基盤の強化等に向け、農林水産行政をめぐる諸課題に的確に対応するもの。「輸出・国際局(仮称)」、「農産局(仮称)」、「畜産局(仮称)」などを設置する。 輸出の更なる拡大や国内農業の生産基盤の強化に向けた組織の再編 ▼省内の輸出関連施策を中心に直接実行し、省横断的に強力に指揮・指導するとともに、対外関係や国際協力等の業務についての全体的な調整を一元的に実施する「輸出・国際局(仮称)」を設置、▼耕種農業の高収益化を強... 2020年10月1日
〔10月1日付〕▽食料産業局長(食料産業局付)太田豊彦▽大臣官房参事官兼農林水産技術会議事務局付(スポーツ庁参事官〔地域振興担当〕)増井国光▽大臣官房政策課政策情報分析官兼大臣官房秘書課付(地方公共団体金融機構監事)大内秀彦▽食料産業局食品製造課付、大臣官房政策課政策情報分析官兼大臣官房秘書課付小林栄隆▽大臣官房政策課技術政策情報分析官兼農林水産技術会議事務局研究企画課付(農林水産技術会議事務局研究調整課付)中川一郎▽林野庁林政部林政課林業・木材産業情報分析官兼林野庁林政部木材産業課付(関東森林管理局茨城森林管理署長)岡井芳樹▽同庁森林整備部計画課海外森林資源情報分析官兼林野庁森林整備部森林利... 2020年10月1日
農水省が9月28日、同省講堂で「新型コロナウイルスに関する農林水産省対策本部」を開催。TV会議システムで各農政局なども参加した。 政府が決定した、「10月以降観光客以外については、日本人・外国人を問わず、検査を行った上でできる限り往来を再開」等とする方針を受け、Go To Eatキャンペーンの状況や、海外との人の往来の再開に伴う動物検疫対策の状況について報告された。 2020年10月1日
農水省は、10月1日付で就任する幹部職員の人事異動を25日に発表した。食料産業局長に太田豊彦氏(食料産業局付)が就く。塩川白良食料産業局長は退任。 ▽太田豊彦(おおた・とよひこ)食料産業局長=東大経済卒、1985年農水省入省。総合食料局食糧部食糧貿易課長、農林漁業金融公庫関東支店次長、同公庫経営改革部主任調査役、同公庫経営統括部副部長、㈱日本政策金融公庫農林水産事業本部企画・統括部副部長、水産庁漁政部水産経営課長、同庁同部漁政課長、大臣官房食料安全保障課長、大分県副知事、大臣官房付、農村振興局農村政策部長、同局次長、林野庁次長、食料産業局付。1961年生れ、愛知県出身。 ※太田食料産業局... 2020年9月28日
農水省は24日、自民党農林関係合同会議に、要求・要望総額2兆7734億円(対前年度比120・0%)となる令和3年度農林水産予算概算要求案を示した。このうち公共事業は121・1%の8464億円、うち農業農村整備は122・0%の3983億円、林野公共は122・0%の2232億円、農山漁村地域整備交付金は120・0%の1131億円。非公共事業費は119・5%の1兆9270億円。 主な農業関係予算の項目は以下の通り。 〈生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施〉 ①畜産・酪農の生産基盤の強化 ▼畜産生産体制の強化…〔畜産生産力・生産体制強化対策事業〕12億円(2年度当初予算額9億円)、〔... 2020年9月25日
▽葉梨康弘(はなし・やすひろ)農林水産副大臣=東大法卒、昭和57年警察庁入庁、衆議院議員葉梨信行秘書、平成15年衆議院議員初当選(当選5回)。財務大臣政務官、法務副大臣兼内閣府副大臣、衆議院法務委員長、党では畜産・酪農対策小委員長などをつとめた。自民党・茨城3区。昭和34年生れ。 ▽宮内秀樹(みやうち・ひでき)農林水産副大臣=青山学院大経営卒、衆議院議員塩崎潤秘書、衆議院議員塩崎恭久秘書、参議院議員塩崎恭久秘書、衆議院議員渡辺具能秘書、平成24年衆議院議員初当選(当選3回)。国土交通大臣政務官、党では国土交通部会長代理などをつとめた。自民党・福岡4区。昭和37年生れ。 ▽池田道孝(いけだ・... 2020年9月23日
農林水産大臣政務官が18日決定した。池田道孝氏(衆・自民党・中国ブロック)、熊野正士氏(参・公明党・比例)が就任した。河野義博・藤木眞也両大臣政務官と交代した。 関連記事: 菅内閣の新農林水産大臣に野上浩太郎氏 新農水副大臣と新農水大臣政務官の略歴 2020年9月23日
農林水産副大臣が18日決定した。葉梨康弘氏(衆・自民党・茨城3区)、宮内秀樹氏(衆・自民党・福岡4区)が就任した。伊東良孝・加藤寛治両副大臣と交代した。 関連記事: 菅内閣の新農林水産大臣に野上浩太郎氏 新農水副大臣と新農水大臣政務官の略歴 2020年9月23日
スロベニア大使に松島浩道氏(元農林水産審議官)が就任した。 ▽松島浩道(まつしま・ひろみち)氏=東大法卒、1982年農水省入省。大臣官房秘書課長、大臣官房付、農林水産政策研究所政策研究調整官、大臣官房参事官〔環境・国際〕、大臣官房国際部長、大臣官房総括審議官〔国際〕、生産局長、農林水産審議官、顧問、2020年1月退職。1958年生まれ、栃木県出身。 2020年9月18日
▽大臣官房政策課調査官兼大臣官房秘書課付、農林水産大臣秘書官事務取扱(食料産業局輸出先国規制対策課戦略室長)吉松亨▽農林水産大臣秘書官事務取扱(大臣官房付)三野敏克▽大臣官房参事官、大臣官房付兼内閣官房内閣参事官〔内閣官房副長官補付〕(農林水産技術会議事務局研究企画課技術安全室長兼農林水産技術会議事務局研究調整課付)野口武人 2020年9月18日
野上浩太郎農相は17日、農水省で就任記者会見を行い、これまでの農政の改革を確実に実施することで、引き続き農林水産業の成長産業化と地域の活性化、食料安全保障の強化、食料自給率の向上を目指す姿勢を強調、「若者が将来を託すことができるような農林水産業に向けて取り組んでいきたい」と意気込みを語った。会見での発言概要は以下の通り。 《農政の課題への対応》 日本の農林水産業は国民に食料を安定的に供給すること、さらには食品産業等の関連産業とともに地域の経済を支えている。高品質な農林水産物や食品、あるいは世界に評価される和食、また美しい農山漁村の風景は成長の糧となる大きな潜在力である。一方で、農林... 2020年9月18日
菅新内閣が発足した16日、退任した江藤拓前農林水産大臣は農水省で記者会見を開き、令和元年台風第19号等への対応、豚熱(CSF)ワクチン接種の実施、和牛遺伝資源の保護強化に向けた法案の成立、新基本計画の策定など1年間の在任期間中での取組みについて「様々な課題に果敢に取り組んだ。自分としては出せる力を精一杯出させていただいた」と振り返るとともに、今後の農政への期待を語った。会見の発言概要は以下の通り。 ●…食料・農業・農村基本計画が新たに策定された。中山間地域の振興や規模の大小にかかわらず農業基盤の強化、食料自給率の向上など国民生活に寄与するという内容をしっかりと書き込むことができた。これから... 2020年9月17日
16日に成立した菅内閣の農林水産大臣に野上浩太郎氏(自民・参・富山)が就任した。 野上農相は、慶應大商学部卒。1992年三井不動産㈱入社、1999年富山県議会議員初当選、2001年参議院議員初当選(当選3回)。財務大臣政務官、文教科学委員長、国土交通副大臣、内閣官房副長官、党では副幹事長、国土交通部会長代理、財務金融部会長代理、組織運動本部副本部長などを務めた。1967年生れ。 菅内閣発足、野上農林水産大臣就任で中家全中会長が談話 JA全中の中家徹会長は16日、菅内閣の発足、野上浩太郎農林水産大臣の就任にあたり、以下の談話を発表した。 「このたびの菅内閣が発足されました... 2020年9月17日