日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農政

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みどりの食料システム戦略本部を開催

 農水省は8月31日、「みどりの食料システム戦略本部」を開催。同本部は、生産から消費までサプライチェーンの各段階において、新たな技術体系の確立と更なるイノベーションの創造で、日本の食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」について策定・推進するため令和2年12月に設置。野村哲郎農相の本部長体制となってから初開催となる。「『みどりの食料システム戦略』の実現に向けた政策の推進」をテーマに行われた。

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月31日(水)

〈主な内容〉 ◎今日の人                農林水産省消費・安全局長に就任した 森健さん ◎自民鳥獣対策委等合同会議に3年度対策結果を報告=農水省  シカ・イノシシの捕獲頭数125万頭、シカは過去最高の72万頭 ◎G7サミットに係る農相会合等閣僚会合開催地は9月に決定 ◎農林中金が自己優先出資取得を決定 ◎JA貯金残高7月末は前年同月比1%増の109.6兆円 ◎全農がJAタウンにニッポンエール専門の販売ショップをオープン ◎農水省家畜共済小委で家畜共済診療点数表の改定を検討 ◎日本提出の牛のブルセラ症及び結核の清浄化宣言がOIEのサイトに掲載 ◎...

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農水省が来庁者と職員向けに野菜摂取量を見える化する取組み実施

農水省が9月30日まで、来庁者と省内職員向けに野菜摂取量を見える化する取組みを実施。野菜の日に関する特別企画として、手指のカロテノイドの測定で日頃の野菜摂取状況が把握できる測定機器「ベジチェック」を本館正面玄関に設置。勝俣孝明農林水産副大臣が機器を使用して測定した。

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月26日(金)

〈主な内容〉 ◎今日の人                農林水産省経営局長に就任した 村井正親さん ◎JA全農中期計画のポイント 畜産・酪農事業  JA全農畜産生産部 遠藤充史部長 ◎農林中金・NTT両グループがSDGsの実現で連携  食品残渣の有効活用など課題解決ソリューションの提供等 ◎高潮に関する早期注意情報の運用を開始=気象庁 ◎政府GX実行会議でエネルギー政策の遅滞解消に向けた政治決断提示 ◎ホット・ポイント  久々の“生源寺節”は健在だった ◎訃報 廣橋敏次氏(日本ワイドクロス創業者・取締役会長)

5年度農林水産予算概算要求案は2兆6808億円

 農水省は8月24日、自民党総合農林政策調査会等合同会議に要求・要望総額2兆6808億円(対前年度比117.7%)となる令和5年度農林水産予算概算要求案を提示。このうち、公共事業費は117.6%の8213億円で、うち農業農村整備は118.4%の3933億円、林野公共は118.4%の2212億円、農山漁村地域整備交付金は116.5%の913億円。非公共事業費は117.7%の1兆8595億円。

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月24日(水)

〈主な内容〉 ◎今日の人                農林水産省大臣官房総括審議官の杉中 淳さん ◎JA全農中期計画のポイント 畜産・酪農事業  JA全農畜産総合対策部 高橋龍彦部長 ◎農作業死亡事故減少へ、秋の農作業安全確認運動=農水省  春に続き「しめよう!シートベルト」がテーマ ◎日本産農林水産物等の輸出支援プラットフォームをベトナムに設置 ◎都市再生基本方針に脱炭素社会の実現等を盛り込む改正を検討=政府

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月17日(水)

〈主な内容〉 ◎〈この人に聞く〉系統信用事業の人材育成 その目指す姿  ㈱農林中金アカデミー代表取締役社長 宮治仁志氏 ◎野村哲郎新農相が農水省職員に訓示 ◎農山漁村の活性化に関する基本的な方針の変更を検討=農水省 ◎新農水副大臣に野中・勝俣両氏 ◎新農水大臣政務官に角田・藤木両氏 ◎政府物価・賃金・生活総合対策本部で関係府省が報告  輸入小麦の国内製粉会社への売渡価格据え置き等を指示 ◎JAバンク福島の貸出金残高が5000億円に到達 ◎人事 農水省 ◎企業情報 清水建設 ◎ホット・ポイント 永岡桂子氏の文科相就任に思う

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日本農民新聞 2022年8月15日号

このひと   農業・農村の課題と新潮流   農林水産省 農村振興局長 青山豊久 氏    わが国の農業・農村を巡る環境は昨今の世界情勢も受けて、その変化をさらに加速させ、質的にも大きく変わってきている。農業・農村の新たな潮流と対応方向について、この6月農水省農村振興局長に就任した青山豊久氏に聞いた。   地域の維持・活性化は各省共通の課題 ■農村振興への想いから。  5月末の愛知県での明治用水の漏水を契機に、改めて農業農村整備は歴史の上に成り立っていることを実感した。明治用水は江戸時代から地域の有志が全財産を投入して造成しよう...

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第2次岸田改造内閣の新農林水産大臣に野村哲郎氏

 10日に成立した第2次岸田改造内閣の農林水産大臣に野村哲郎氏(自民・参・鹿児島)が就任した。  野村哲郎農相は同日、農水省で就任記者会見を行い、自身の選挙戦を振り返りながら、その中で訴えてきた〝食料の安全保障〟の重要性を重ねて強調し、「食料の安全保障について精一杯の努力を重ねていきたい」と意気込みを語った。  また、JA全中の中家徹会長は、談話「野村哲郎農林水産大臣の就任にあたって」を発表、「重要な転換期を迎える農政の舵取り役と確信」と述べた。

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月9日(火)

〈主な内容〉 ◎今日の人                林野庁長官に就任した 織田 央さん ◎3年度食料自給率はカロリーが1Pt増の38%=農水省  生産額ベースは国際穀物価格や海上運賃上昇等で4Pt減の63% ◎全農、農研機構などの共催で第1回直播たまねぎ現地研修会を開催 ◎「スマート農業産地モデル実証(ローカル5G)」に3地区の課題採択 ◎木材中の放射性セシウム濃度の10年間の変化を観測・解析=森林総研 ◎5ツ星お米マイスターが提案するお米にあわせた料理を公開=全農 ◎大雨による農林水産関係の被害額は8.4億円=8日時点 ◎ホット・ポイント 中高年と若者の...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月5日(金)

〈主な内容〉 ◎農水省拡大豚熱疫学調査チーム検討会が予防対策の「提言」  11件の発生農場の疫学調査踏まえた野生動物の侵入防止など ◎農水省が自民農林関係合同に飼料価格高騰等の状況を報告 ◎JAバンクが大雨で融資等「相談」対応 ◎JA・JA共済が共済金支払等の相談対応 ◎日本公庫も相談窓口を設置 ◎コロナ禍の農泊とアフターコロナに向けた課題テーマに報告会=政策研 ◎盛土等防災対策検討会で災害防止の基本方針案を提示=農水省等 ◎国交省が船舶の脱炭素化実現に向けバイオ燃料使用の実証試験 ◎米穀データバンクが2022年産米は全国作況101の平年並みと予想 ◎全農福...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月3日(水)

〈主な内容〉 ◎農福連携等応援コンソーシアムが総会を開催  4年度は優良事例の発掘と横展開を基本方針に ◎外国法人等による農地取得調査等の結果公表=農水省 ◎JA共済連参事の略歴 ◎JA共済連部長級異動者の略歴 ◎農林中金が広島県森連と連携、県産材使用のけん玉を寄贈、ワークショップも ◎JCAが法政大学大学院連帯社会インスティテュート「協同組合連携論」共同運営 ◎企業情報 ヤンマー/レンゴー ◎ホット・ポイント 真夏の果実

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農福連携等応援コンソーシアムが総会を開催

 農水省が事務局を務める「農福連携等応援コンソーシアム」(皆川芳嗣会長)が8月2日、WEBを併用して令和4年度の総会を開催。  事務局が提示した活動計画案によれば、「農福連携等推進ビジョンに示された『取組の輪の拡大』に向け、ノウフク・アワードの開催を通じた優良事例の発掘とその横展開等に取組む」ことを基本方針に設定し、各メディアと連携した情報発信により、農福連携の推進につなげる。  金子原二郎農相は「総会では、各界を代表する皆さんが一堂に介して、農福連携に関する意見交換を行うと聞いている。皆さんがお持ちの優れた知見が全国に広がっていくことを心から期待している」と挨拶した〔写真〕。 ...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年8月1日(月)

〈主な内容〉 ◎〈この人に聞く〉今後の農政の取組み方向  農林水産事務次官 横山 紳氏 ◎コロナ・物価高騰対策で2572億円の予備費閣議決定=政府  肥料コスト上昇分7割支援の肥料価格高騰対策事業に787億円 ◎自民農業基本政策検討委に米政策の推進状況報告=農水省  水田の作付意向は作付面積試算で約4.3万ha減少の見込み ◎高知県における早期栽培及び沖縄県の第一期稲の作柄は「平年並み」の見込み ◎農林中金が三井不動産ロジスティクスパーク投資法人とグリーンローンの契約締結 ◎企業情報 JA三井リース等/イワタニアグリグリーン等

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日本農民新聞 2022年7月25日号

このひと   今後の農政の取組み方向   農林水産事務次官 横山紳 氏      この6月、農林水産事務次官に横山紳氏が就任した。脱炭素化が世界的命題となる一方で、コロナ禍に見舞われウクライナ危機まで勃発するなど世界中で社会・経済活動に多大な影響が及んでいる厳しい環境下、農政の舵取りをどう進めていくのか、国際畑での経験も豊富な新次官に方向を聞いた。   食料安全保障上のリスクふまえた取組みを ■就任にあたって。  長期化するコロナ禍が世界中に及ぼしている影響は大きく、関連して昨年から顕著になってきた物価上昇の中、穀物...

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全中等が生産資材高騰対策の具体化などに向け緊急全国大会

 JA全中、全国農政連が7月22日、都内で生産資材高騰対策等基本農政確立緊急全国大会を開催。  参議院選挙後の政府・与党の動きに速やかに対応し、喫緊の課題である生産資材高騰対策の具体化をはじめ、将来を見据えた食料安全保障の強化に向けた施策の思い切った拡充に向け、JAグループの意思結集をはかることを目的としたもの。  大会では、中家徹会長による主催者挨拶を交えた代表要請、与党政策責任者として参加した自民党の江藤拓総合農林政策調査会長、森山食料安全保障に関する検討委員長、公明党の稲津久農林水産業活性化調査会長の挨拶、大会決議採択が行われた。

農水省が水稲特集として令和4年度病害虫発生予報第5号を発表

 農水省は7月20日、水稲特集として令和4年度病害虫発生予報第5号を発表。水稲に関して、各地の平年値より発生が「多い」と予想される病害虫及びその地域、特徴について、注意を呼びかけている。  このうち斑点米カメムシ類は、発生が、北海道、北東北、北陸、東海及び中国の一部の地域で多くなると予想されており、北海道・岩手・石川・愛知・島根各道県から注意報が発表されている。本虫類による被害の程度は、出穂期、水田への本虫類の侵入量、カメムシの発生種の構成等によって異なるので、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、水田の観察を行い、防除の実施を。  いもち病については、中国及び南九州の一部の地域で多く...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年7月13日(水)

〈主な内容〉 ◎JA全農中期計画のポイント フードマーケット事業  JA全農フードマーケット事業部 竹内 仁部長 ◎農水省統計部が畜産統計(4年2月1日)を公表  乳用・肉用牛の飼養頭数は増加、豚、採卵鶏等は減少 ◎日本公庫が岐阜信連と連携、第三者承継方式で事業開始の就農者を支援  約10年経験を積んだ青年が肉用牛繁殖経営にチャレンジ ◎農協牛乳50周年記念オンライン牧場体験に50組の親子を招待=全農・協同乳業 ◎牛豚疾病小委で豚熱ワクチン接種後の免疫の分析・対応方針案提示=農水省 ◎農林水産省主要異動者の略歴④〔6月28日付就任〕 ◎ホット・ポイント 元気が...

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日刊アグリ・リサーチ 2022年7月7日(木)

〈主な内容〉 ◎JA全農中期計画のポイント くらし支援事業  JA全農くらし支援事業部 山崎智弘部長 ◎J-クレジットで木材炭素固定量を吸収量に認証可能な案=林野庁  建築用材等として利用可能な品質の高い林木育成の促進など ◎農業融資実践力強化研修を開催  「実践力」を持った人材の育成に取組む=農林中金 ◎10月1日労働者協同組合法施行に向け特別企画イベント ◎病害虫発生予報第4号、水稲いもち病が南九州の一部で多い等=農水省 ◎農水省が肥料制度見直しに関する説明会開く、今月中旬には大阪で ◎人事 農水省/ヤンマーホールディングス ◎企業情報 中央コンピュータ...

政府がグローバルな食料安保対応で2億ドルを支援

 政府は7月5日、ウクライナ情勢の影響を受けて悪化した、グローバルな食料安全保障への対応として、合計約2億ドルの支援を実施することを決定。  今回の支援は、6月27日のG7サミットにおいて岸田首相が表明した約2億ドルの食料安全保障分野への支援を具体化するもの。①食料不足に直面する国々への食料支援及び生産能力強化支援、②中東・アフリカ諸国に対する人道支援としての緊急食料支援及びウクライナからの穀物輸出促進支援を、二国間支援や国連機関及び日本のNGOを通じて行う。

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