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中西徳島県中会長が次期JA全中会長選立候補への決意語る=1日

2020年6月3日

 既報のように、JA徳島中央会の中西庄次郎会長は1日、徳島県JA会館で記者会見を行い、次期JA全中(全国農業協同組合中央会)会長選挙への立候補を正式に表明した。中西氏は立候補に向けた決意を以下のように語った。
 ○…4月24日に徳島県内のJA組合長会議で推挙いただき、この度のJA全中会長選に立候補をすることとなった。学校を卒業して、地元JAに就職し、様々な業務の経験をさせていただいたが、特に、地元農産物の青果販売事業に長く携わった。農家組合員の皆様方の農産物の有利販売のために、全国の卸売市場、仲卸、量販店あるいは業務筋に対して、再三にわたり足を運ばせていただき、様々な方々との人脈を形成することができた。その後、地元JAは平成の時代に入り、3回の合併を経て、阿南農業協同組合(JAアグリあなん)となり、平成23年から代表理事組合長を、5年前の平成27年よりJA徳島中央会会長、併せてJA全中理事も務めさせていただいている。
 ○…この間に、東京に行く機会も多々あり、多くの方々と出会い、意見を交わす中で、様々な刺激を受け、徳島という地方にいながら、色々な思いが私の中に浮かんできた。「日本農業をもっともっと元気にしたい。」という強い思いがある。食糧安保やグローバルな視点からも、特に強く感じている。若かりし頃から農産物の販売事業に携わってきたが、その間、絶えず農業・食料・農村について、このままでいいのかという強い思いを持っていた。
 ○…我々JAグループは、国民の皆様方の食卓に、安全な農畜産物を安定的に供給する、提供する、お届けする使命がある。もっと国を挙げて、農業・農村を守っていく施策を展開していかなければ、日本の農業は崩壊してしまうのではないかと思っている。人間が生きていく上で欠かすことができない「食」、さらには食糧安保の観点からも、日本の「食」を支える、国内農業の大切さについて、「食農」の視点をしっかりと意識した国民運動を展開していく必要がある。
 ○…私は、「常に何事にも挑戦と改革、尽きることなし」が行動の原点であり、揺らぎようのない信念である。農業・農村、JAは多くの課題を抱えている。全国、現時点で584のJA、そして系統組織が一体となって、新たな発想・工夫を取り入れた挑戦に取り組むことで、地方を元気にしていく、そういった「風」を興すことが、私に与えられた使命であり、今その実現に向けて行動を起こすときであると確信している。
 ○…「3つの風」を農業とJAに吹かせたい、そう思い、立候補した。一つ目は「農業に国民世論の風を吹かす」、二つ目は「農協改革に現場の風を吹かす」、三つ目は「農協組織に刷新の風を吹かす」。全国の584JAの皆様とともにさらなる改革を、前へ前へと推し進めていきたい。全身全霊、一所懸命、農業振興に汗を流したいと思っている。

参考
「役員改選の手続き」を決定、就任時満年齢は70歳以下=JA全中
次期全中会長選挙に徳島・中西氏が立候補の意向
中家氏(和歌山)が次期JA全中会長選挙への立候補を表明

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