農水省が9月10日、食料・農業・農村政策審議会畜産部会を開催、「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための基本方針(酪肉近)」「家畜改良増殖目標」に関して諮問した。
酪肉近は、「酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律(酪肉振興法)」に基づき、酪農・肉用牛生産の健全な発展と牛乳・乳製品、牛肉の安定供給に向けた取組や施策の方向を示すもの。また、都道府県が作成する「酪農及び肉用牛生産の近代化を図るための計画」等関連施策の運用の指針となる。農水省では、酪肉振興法に基づき、基本方針の見直しをおおむね5年ごとに行っている。
今後、酪肉近については、10~11月にテーマごとの議論を行い、令和7年1月に構成案、2月に骨子案、3月中旬頃に本文案を示し、下旬頃に答申される予定。