日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農政

日本公庫、商工中金等が「輸出事業計画」国内第1号認定案件の支援を決定

 農水省が「輸出事業計画」の国内第1号として認定した岩田醸造㈱(北海道札幌市、岩田洋二代表取締役)のHACCP対応施設等の導入に対し、北洋銀行、商工組合中央金庫札幌支店、日本政策金融公庫札幌支店は、3行協調で支援することを決めた。  岩田醸造は、味噌「紅一点」などの製造・販売、ワイン等の卸売を行う法人(創立128年)。さらなる食品の安全性向上と品質管理の徹底が可能なHACCP対応の倉庫新設、加工スペースの拡張、ラインの増設を行うことで、輸出先における食品安全ニーズへの対応、取引拡大、新規輸出先の増加を見込み、輸出拡大等を図る。  日本公庫では、輸出事業計画の認定が必要となるHACCP資金の...

自民党農林部会長に宮下一郎氏を内定

 自民党は、農林部会長に宮下一郎氏を充てる人事を内定した。  宮下氏は、昭和58年東大経済卒、住友銀行入行(平成3年退社)。平成15年衆議院議員初当選。財務大臣政務官、財務副大臣、内閣府副大臣、自民党では中山間地農業を元気にする委員会委員長、野菜・果樹・畑作物等対策委員会委員長などをつとめた。当選5回。昭和33年生れ。

農水省が組織見直し=3年度組織・定員要求

農水省内に「輸出・国際局」「農産局」「畜産局」を設置など組織再編  農水省は令和3年度の組織・定員要求を決定した。新たな基本計画に沿って、農林水産業の成長産業化やその土台となる生産基盤の強化等に向け、農林水産行政をめぐる諸課題に的確に対応するもの。「輸出・国際局(仮称)」、「農産局(仮称)」、「畜産局(仮称)」などを設置する。 輸出の更なる拡大や国内農業の生産基盤の強化に向けた組織の再編 ▼省内の輸出関連施策を中心に直接実行し、省横断的に強力に指揮・指導するとともに、対外関係や国際協力等の業務についての全体的な調整を一元的に実施する「輸出・国際局(仮称)」を設置、▼耕種農業の高収益化を強...

人事|農水省

〔10月1日付〕▽食料産業局長(食料産業局付)太田豊彦▽大臣官房参事官兼農林水産技術会議事務局付(スポーツ庁参事官〔地域振興担当〕)増井国光▽大臣官房政策課政策情報分析官兼大臣官房秘書課付(地方公共団体金融機構監事)大内秀彦▽食料産業局食品製造課付、大臣官房政策課政策情報分析官兼大臣官房秘書課付小林栄隆▽大臣官房政策課技術政策情報分析官兼農林水産技術会議事務局研究企画課付(農林水産技術会議事務局研究調整課付)中川一郎▽林野庁林政部林政課林業・木材産業情報分析官兼林野庁林政部木材産業課付(関東森林管理局茨城森林管理署長)岡井芳樹▽同庁森林整備部計画課海外森林資源情報分析官兼林野庁森林整備部森林利...

農水省でコロナ対策本部開催、Go To Eatキャンペーンの状況等報告

農水省でコロナ対策本部開催、Go To Eatキャンペーンの状況等報告

 農水省が9月28日、同省講堂で「新型コロナウイルスに関する農林水産省対策本部」を開催。TV会議システムで各農政局なども参加した。  政府が決定した、「10月以降観光客以外については、日本人・外国人を問わず、検査を行った上でできる限り往来を再開」等とする方針を受け、Go To Eatキャンペーンの状況や、海外との人の往来の再開に伴う動物検疫対策の状況について報告された。

食料産業局長に太田豊彦氏=10月1日付

 農水省は、10月1日付で就任する幹部職員の人事異動を25日に発表した。食料産業局長に太田豊彦氏(食料産業局付)が就く。塩川白良食料産業局長は退任。 ▽太田豊彦(おおた・とよひこ)食料産業局長=東大経済卒、1985年農水省入省。総合食料局食糧部食糧貿易課長、農林漁業金融公庫関東支店次長、同公庫経営改革部主任調査役、同公庫経営統括部副部長、㈱日本政策金融公庫農林水産事業本部企画・統括部副部長、水産庁漁政部水産経営課長、同庁同部漁政課長、大臣官房食料安全保障課長、大分県副知事、大臣官房付、農村振興局農村政策部長、同局次長、林野庁次長、食料産業局付。1961年生れ、愛知県出身。 ※太田食料産業局...

3年度農林水産予算概算要求案を自民農林合同で説明=農水省

 農水省は24日、自民党農林関係合同会議に、要求・要望総額2兆7734億円(対前年度比120・0%)となる令和3年度農林水産予算概算要求案を示した。このうち公共事業は121・1%の8464億円、うち農業農村整備は122・0%の3983億円、林野公共は122・0%の2232億円、農山漁村地域整備交付金は120・0%の1131億円。非公共事業費は119・5%の1兆9270億円。  主な農業関係予算の項目は以下の通り。 〈生産基盤の強化と経営所得安定対策の着実な実施〉 ①畜産・酪農の生産基盤の強化 ▼畜産生産体制の強化…〔畜産生産力・生産体制強化対策事業〕12億円(2年度当初予算額9億円)、〔...

新農水副大臣と新農水大臣政務官の略歴

▽葉梨康弘(はなし・やすひろ)農林水産副大臣=東大法卒、昭和57年警察庁入庁、衆議院議員葉梨信行秘書、平成15年衆議院議員初当選(当選5回)。財務大臣政務官、法務副大臣兼内閣府副大臣、衆議院法務委員長、党では畜産・酪農対策小委員長などをつとめた。自民党・茨城3区。昭和34年生れ。 ▽宮内秀樹(みやうち・ひでき)農林水産副大臣=青山学院大経営卒、衆議院議員塩崎潤秘書、衆議院議員塩崎恭久秘書、参議院議員塩崎恭久秘書、衆議院議員渡辺具能秘書、平成24年衆議院議員初当選(当選3回)。国土交通大臣政務官、党では国土交通部会長代理などをつとめた。自民党・福岡4区。昭和37年生れ。 ▽池田道孝(いけだ・...

新農水大臣政務官に池田・熊野両氏

 農林水産大臣政務官が18日決定した。池田道孝氏(衆・自民党・中国ブロック)、熊野正士氏(参・公明党・比例)が就任した。河野義博・藤木眞也両大臣政務官と交代した。 関連記事: 菅内閣の新農林水産大臣に野上浩太郎氏 新農水副大臣と新農水大臣政務官の略歴

新農水副大臣に葉梨・宮内両氏

 農林水産副大臣が18日決定した。葉梨康弘氏(衆・自民党・茨城3区)、宮内秀樹氏(衆・自民党・福岡4区)が就任した。伊東良孝・加藤寛治両副大臣と交代した。 関連記事: 菅内閣の新農林水産大臣に野上浩太郎氏 新農水副大臣と新農水大臣政務官の略歴

スロベニア大使に松島浩道氏

 スロベニア大使に松島浩道氏(元農林水産審議官)が就任した。 ▽松島浩道(まつしま・ひろみち)氏=東大法卒、1982年農水省入省。大臣官房秘書課長、大臣官房付、農林水産政策研究所政策研究調整官、大臣官房参事官〔環境・国際〕、大臣官房国際部長、大臣官房総括審議官〔国際〕、生産局長、農林水産審議官、顧問、2020年1月退職。1958年生まれ、栃木県出身。

人事|農水省=9月16日付

▽大臣官房政策課調査官兼大臣官房秘書課付、農林水産大臣秘書官事務取扱(食料産業局輸出先国規制対策課戦略室長)吉松亨▽農林水産大臣秘書官事務取扱(大臣官房付)三野敏克▽大臣官房参事官、大臣官房付兼内閣官房内閣参事官〔内閣官房副長官補付〕(農林水産技術会議事務局研究企画課技術安全室長兼農林水産技術会議事務局研究調整課付)野口武人

野上浩太郎新農林水産大臣が就任会見で決意語る

野上浩太郎新農林水産大臣が就任会見で決意語る

 野上浩太郎農相は17日、農水省で就任記者会見を行い、これまでの農政の改革を確実に実施することで、引き続き農林水産業の成長産業化と地域の活性化、食料安全保障の強化、食料自給率の向上を目指す姿勢を強調、「若者が将来を託すことができるような農林水産業に向けて取り組んでいきたい」と意気込みを語った。会見での発言概要は以下の通り。 《農政の課題への対応》 日本の農林水産業は国民に食料を安定的に供給すること、さらには食品産業等の関連産業とともに地域の経済を支えている。高品質な農林水産物や食品、あるいは世界に評価される和食、また美しい農山漁村の風景は成長の糧となる大きな潜在力である。一方で、農林...

江藤拓前農林水産大臣が退任会見

 菅新内閣が発足した16日、退任した江藤拓前農林水産大臣は農水省で記者会見を開き、令和元年台風第19号等への対応、豚熱(CSF)ワクチン接種の実施、和牛遺伝資源の保護強化に向けた法案の成立、新基本計画の策定など1年間の在任期間中での取組みについて「様々な課題に果敢に取り組んだ。自分としては出せる力を精一杯出させていただいた」と振り返るとともに、今後の農政への期待を語った。会見の発言概要は以下の通り。 ●…食料・農業・農村基本計画が新たに策定された。中山間地域の振興や規模の大小にかかわらず農業基盤の強化、食料自給率の向上など国民生活に寄与するという内容をしっかりと書き込むことができた。これから...

菅内閣の新農林水産大臣に野上浩太郎氏

菅内閣の新農林水産大臣に野上浩太郎氏

 16日に成立した菅内閣の農林水産大臣に野上浩太郎氏(自民・参・富山)が就任した。  野上農相は、慶應大商学部卒。1992年三井不動産㈱入社、1999年富山県議会議員初当選、2001年参議院議員初当選(当選3回)。財務大臣政務官、文教科学委員長、国土交通副大臣、内閣官房副長官、党では副幹事長、国土交通部会長代理、財務金融部会長代理、組織運動本部副本部長などを務めた。1967年生れ。 菅内閣発足、野上農林水産大臣就任で中家全中会長が談話  JA全中の中家徹会長は16日、菅内閣の発足、野上浩太郎農林水産大臣の就任にあたり、以下の談話を発表した。  「このたびの菅内閣が発足されました...

JA鹿児島県中等が農水省に3年度予算に関して農畜産物対策を要請

 JA鹿児島県中央会・山野徹会長、JA鹿児島県信連・中條秀二会長は11日、伊東良孝農林水産副大臣、藤木眞也農林水産大臣政務官を相次いで訪ね、令和3年度予算に関わる農畜産物対策について要請した。野村哲郎参議院議員が同行した。  「農業の発展や国産農畜産物の安定供給を図るためには、経営安定対策や生産振興対策を通じて、安心して経営ができる環境づくり、ならびに、食料自給率の向上や安心・安全につながる対策が重要であり、コロナ対策と併せて農家が意欲を持って持続可能な経営に取り組める万全な対策の確立が必要」として政府の来年度予算の概算要求・本予算への予算確保と政策実現に向けて、農家の経営安定と生産基盤の維...

人事|農水省=9月14日付

▽大臣官房広報評価課情報分析室長(大臣官房国際部国際地域課国際交渉官)平野賢一

公明党農林水産部会が農水省に3年度予算概算要求に向け重点政策要請

公明党農林水産部会が農水省に3年度予算概算要求に向け重点政策要請

 公明党農林水産部会は9月10日、農水省に令和3年度予算概算要求等に向けた重点政策を要請。同部会として重点要望を取りまとめたもので、「食料安全保障・食料自給率・自給力の向上」など4つの施策について、所要の予算確保等を求めた。谷合正明部会長が江藤拓農相に要請書を手渡した。

G20農業・水大臣会合に江藤農林水産大臣が出席

G20農業・水大臣会合に江藤農林水産大臣が出席

 「G20農業・水大臣会合」が12日、テレビ会議形式で開催され、日本からは江藤拓農林水産大臣と佐々木紀国土交通大臣政務官が出席。今回の会合では、コロナ禍の下で各国が取り組むべき諸課題への対応について議論が行われた。 〔写真提供:農水省〕

人事 |農水省=9月11日付

▽大臣官房付(在中華人民共和国日本国大使館参事官)原口大志

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