農水省は7月20日、水稲特集として令和4年度病害虫発生予報第5号を発表。水稲に関して、各地の平年値より発生が「多い」と予想される病害虫及びその地域、特徴について、注意を呼びかけている。 このうち斑点米カメムシ類は、発生が、北海道、北東北、北陸、東海及び中国の一部の地域で多くなると予想されており、北海道・岩手・石川・愛知・島根各道県から注意報が発表されている。本虫類による被害の程度は、出穂期、水田への本虫類の侵入量、カメムシの発生種の構成等によって異なるので、都道府県の発表する発生予察情報等を参考に、水田の観察を行い、防除の実施を。 いもち病については、中国及び南九州の一部の地域で多く... 2022年7月21日
〈主な内容〉 ◎病害虫発生予報第5号(水稲特集)を発表=農水省 斑点米カメムシ類の発生が北海道等で「多い」と予想 ◎JA経営ビジョンセミナーを初開催、3月まで全5回実施=全中 組合長等が福祉クラブ生協を視察、地域社会づくり等学び相互研鑽 ◎「これからのJA経営ビジョンと人づくり」テーマに研究会 新名称「JA経営・人づくり研究会」新代表に黒澤賢治氏 ◎JAバンクが大雨で融資等「相談」対応 ◎JA・JA共済が共済金支払等の相談対応 ◎新型コロナのBA.5系統の置き換わり見据え新たな対応を決定=政府 ◎農林水産省主要異動者の略歴⑥ 企業情報 JA三井リース等... 2022年7月21日
全国酪農青年女性会議と全酪連が14・15の両日、都内ホテルで「第50回全国酪農青年女性酪農発表大会」(第62回農林水産祭参加表彰行事)を開催。「酪農経営発表」と「酪農意見・体験発表」の2部門で、各部門で各地の酪農青年女性会議に所属する6名の酪農青年・女性が発表した。 酪農経営発表の最優秀賞(農林水産大臣賞、中央畜産会会長賞等)には中野大樹氏(北海道酪農青年女性会議)、酪農意見・体験発表の最優秀賞(茨城/全国酪農青年女性会議委員長賞最優秀賞等)には藤田幸子氏(関東甲信越酪農青年女性会議)が選ばれた。また、審査委員長特別賞には風間健太氏(熊本/九州酪農青年女性会議、酪農経営発表)、隈... 2022年7月20日
〈主な内容〉 JA全農中期計画のポイント 園芸事業 JA全農園芸部 三木純一部長 ◎農水省がみどりの食料システム法に基づく基本方針案公表 環境負荷低減事業活動に向け活動内容、目標、実施期間等設定 ◎全酪連等が全国酪農青年女性酪農発表大会 最優秀賞に北海道・中野氏、茨城・藤田氏 ◎アグラボと沖縄科学技術大学院大学が連携協定を締結 農と食を基盤とした新たなイノベーション創出めざす 企業情報 住友商事 ホット・ポイント 追悼の思いと政策の継承 2022年7月20日
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)グループの台湾パン・パシフィック・リテールマネジメントは、今年1月にオープンした台湾2号店「DON DON DONKI 忠孝新生(ちゅうこうしんせい)」店内に、今月7日に「やすだ精米 忠孝新生」をオープンした。 同店は、台湾事業で初となる、店内で精米したての新鮮な米や玄米を販売する日本産米専門店。注文を受けてから握る「具だくさんのおにぎり」も提供する。 また、6月に香港の「DON DON DONKI」店舗内にも日本産米専門店をオープンしている。 2022年7月19日
〈主な内容〉 〈この人に聞く〉 日本の施設園芸のこれからと協会の役割 一般社団法人日本施設園芸協会会長 大出祐造氏 ◎政府物価・賃金・生活総合対策本部で各省が対策報告 肥料原料価格高騰対策は今年秋肥から来年春肥を対象に ◎32信農連の2021年度決算状況(速報)=農林中金まとめ 当期剰余金は1435億円、自己資本比率は15.7% ◎国交省が国土形成計画の中間とりまとめ公表 ◎牛以外の家畜を対象としたブルセラ症抗体検査マニュアル公開=農研機構 ◎NOSAI全国連が「農業経営収入保険」のキャッチフレーズを募集 ◎全農直営飲食店舗で「よつ葉ミルクフェア」を開催 ... 2022年7月19日
巻頭言 〇循環型社会構築における施設型植物生産の役割 (大阪公立大学 研究推進機構 植物工場研究センター 特任教授・センター長 北宅善昭) ■特集■ CO2排出ゼロの施設園芸に向けた取組み 〇みどりの食料システム戦略における施設園芸でのCO2排出量削減に向けた取組 (長崎県東京事務所 総務課 竹尾洋平) 〇施設園芸におけるライフサイクルアセスメント (農研機構 農業環境研究部門 気候変動緩和策研究領域 林清忠) 〇保温被覆による暖房燃料使用量およびCO2排出の削減効果 (農研機構 NARO開発戦略センター 川嶋浩樹) 〇自動車部品メーカーが開発した次世代型CO2施用‘アグ... 2022年7月15日
㈱ローソンは、日本各地で生産されている希少な〝ブランド米〟を単一で使用したおにぎりを、「日本おこめぐり」として2か月ごとに順次、全国のローソン店舗(ローソンストア100を除く)で発売する。 発売するおにぎりは、米の特長を直接味わうことができる「塩にぎり」と、米の特長に合わせた食材を使用する「具入りおにぎり」の2種類。第1弾商品として、今月5日から、北海道産のブランド米「ふっくりんこ」を使用した『ふっくりんこ 塩にぎり』と『ふっくりんこ 焼鮭ほぐし大葉味噌(北海道産秋鮭使用)』の2品〔写真〕を発売している。 現在、日本には都道府県ごとにその土地や気候に合わせて開発された300を超える食... 2022年7月15日
〈主な内容〉 ◎全農の令和3年度取扱高は前年比103%の4兆4724億円 コロナ禍の単価安等も飼料原料等の増加影響で ◎食品製造業でのHACCP衛生管理の導入状況実態調査=農水省 導入事業所の割合は前年度と比べ19.2PT増の61.9% ◎林業労働力確保の促進に関する基本方針変更案を提示=林野庁 労働安全の確保、女性労働者等の活躍・定着の促進等の項目新設 ◎農福連携都道府県ネットが農水省にコロナ禍収束見据えた支援等を提言 ◎日本公庫と群馬銀行が県内初のバイオガス発電プラントに協調融資 地域酪農の家畜排せつ物を有効活用する事業化支援 ◎JAはが野真岡支店で... 2022年7月15日
〈主な内容〉 ◎3年度優績ライフアドバイザー384名を表彰=JA共済連 3年ぶりの開催、「皆と一緒に汗をかいていく」と青江会長 ◎全農の令和3年度取扱高は前年比103%の4兆4724億円 ◎農研機構、JA遠州夢咲等がバイオ炭活用の土壌炭素貯留に関する実証試験 ◎三菱UFJ銀行が「MUFGトレーディング」を設立 商品の購入・売却を通じた貿易金融サービスを提供 ◎協同組合アイデンティティのアンケート日本語版を作成 ◎10月開催の「アグリビジネス創出フェア」出展者を募集=農水省 ◎農林中央金庫部長級異動者の略歴 ◎4年度「気候変動アクション環境大臣表彰」受賞者選... 2022年7月14日
〈主な内容〉 ◎JA全農中期計画のポイント フードマーケット事業 JA全農フードマーケット事業部 竹内 仁部長 ◎農水省統計部が畜産統計(4年2月1日)を公表 乳用・肉用牛の飼養頭数は増加、豚、採卵鶏等は減少 ◎日本公庫が岐阜信連と連携、第三者承継方式で事業開始の就農者を支援 約10年経験を積んだ青年が肉用牛繁殖経営にチャレンジ ◎農協牛乳50周年記念オンライン牧場体験に50組の親子を招待=全農・協同乳業 ◎牛豚疾病小委で豚熱ワクチン接種後の免疫の分析・対応方針案提示=農水省 ◎農林水産省主要異動者の略歴④〔6月28日付就任〕 ◎ホット・ポイント 元気が... 2022年7月13日
〈主な内容〉 ◎JA全農中期計画のポイント 営業開発事業 JA全農営業開発部 山田尊史部長 ◎藤木眞也氏が18.7万票で2度目の当選=26回参院選 与党過半を上回る、立憲は6議席減、維新は6議席増 ◎中家全中会長、山野農政連会長が参院選挙結果の談話 ◎金子農相が安倍元総理大臣逝去で談話を発表 ◎読書ボランティア養成・スキルアップ講座をウェブで開く=家の光協会 ◎日本公庫と浜松いわた信金が静岡県内の若手農業者に協調支援 ◎訃報 農民作家の山下惣一氏が死去 2022年7月12日
7月10日に投開票された第26回参議院議員選挙は、自民党が63議席(改選前55議席)、公明党が13議席(同14議席)を獲得し、非改選を含めた与党の議席数は過半数を上回った。 その中で、農林関係ではJAグループが推した自民党比例代表で現職の藤木眞也氏は18万7千票余(前回23万6千票余)で2度目の当選を果たした。 2022年7月12日
㈱クボタ(北尾裕一代表取締役社長)は、農業機械・建設機械の故障診断アプリ「Kubota Diagnostics」をアップデートし、対象製品を拡大した。 同アプリは、機械のサービスエンジニア向けのスマホ用アプリで、米国でサービスを展開。運転席に表示されるエラーコードや発生症状から故障箇所をスムーズに特定する診断フローを提供し、また3DモデルやARによる点検箇所の提示で診断作業をサポートすることで、機械の停止時間を削減できる。2020年のサービス開始時は小型建機の一部製品が対象だったが、今月7日にトラクタM5シリーズ(92馬力~105馬力)を対象製品に追加した。M5シリーズは米国で販売されて... 2022年7月11日
〈主な内容〉 ◎農産物の知的財産管理検討会が中間論点を整理 農業振興と整合した育成者権の保護等図る仕組み必要など ◎農林中金と香港の商業銀行「大新金融集団」が業務提携 農林水産業・関連産業等の金融・事業面の支援体制を強化 ◎農協観光とJALが第一次産業活性化等で業務提携 「農泊活用など人流創出に資する取組み」など ◎「GAP普及大賞」の募集を開始、「GAP実践大賞」を新設 ◎令和4年度農林水産祭「優秀農林水産業者に係るシンポジウム」を開催 ◎食用きのこ類の生産量は前年比0・1%減=R3年特用林産物生産統計調査結果 ◎人事 バイエル クロップサイエンス新社... 2022年7月11日
〈主な内容〉 ◎〈この人に聞く〉需給改善と環境整備に機能発揮 (一社) Jミルク専務理事 内橋政敏氏 ◎斑点米がイネとカメムシの成長タイミングの一致で発生と解明 作付時期のコントロールなどの適応策へ期待も=都立大など ◎島津製作所と農研機構が食による健康長寿社会目指すSCFC設立 参画企業等の健康長寿につながる商品・サービス開発に活用 ◎アグリビジネス投資育成がオリーブ基点の新ビジネスモデル構築を支援 ◎乾椎茸島根特別入札会開催、平均値は4079円の保合=全農 ◎「ネクストブレイクCO・OP商品キャンペーン」の結果発表=日本生協連 ◎団体総会 4Hクラブ... 2022年7月8日
〈主な内容〉 ◎JA全農中期計画のポイント くらし支援事業 JA全農くらし支援事業部 山崎智弘部長 ◎J-クレジットで木材炭素固定量を吸収量に認証可能な案=林野庁 建築用材等として利用可能な品質の高い林木育成の促進など ◎農業融資実践力強化研修を開催 「実践力」を持った人材の育成に取組む=農林中金 ◎10月1日労働者協同組合法施行に向け特別企画イベント ◎病害虫発生予報第4号、水稲いもち病が南九州の一部で多い等=農水省 ◎農水省が肥料制度見直しに関する説明会開く、今月中旬には大阪で ◎人事 農水省/ヤンマーホールディングス ◎企業情報 中央コンピュータ... 2022年7月7日
㈱コープサービスは6月27日に開いた株主総会で清水清男代表取締役会長を再任、新たな代表取締役社長に梅木誠也氏(写真、管理部長)を選任した。大野哲也社長は退任。 2022年7月6日
日本協同組合連携機構(JCA)が7月4日、第100回国際協同組合デー記念中央集会を東京都内での実開催と、ウェブ会議システムを用いたオンラインを併用して開催。合わせて約370名が参加した。 国際協同組合デーは、国際連帯と世界平和を願い、協同組合運動の理念を広めることを目的に、国際協同組合同盟(ICA)の呼びかけのもと世界の協同組合が毎年取り組んでいるもの。毎年7月第1土曜日と定められており、1995年からは国連の国際デーの一つになっている。 今年は「協同組合はよりよい社会を築きます(Cooperatives Build a Better World)」をスローガンに、協同組合が... 2022年7月6日
政府は7月5日、ウクライナ情勢の影響を受けて悪化した、グローバルな食料安全保障への対応として、合計約2億ドルの支援を実施することを決定。 今回の支援は、6月27日のG7サミットにおいて岸田首相が表明した約2億ドルの食料安全保障分野への支援を具体化するもの。①食料不足に直面する国々への食料支援及び生産能力強化支援、②中東・アフリカ諸国に対する人道支援としての緊急食料支援及びウクライナからの穀物輸出促進支援を、二国間支援や国連機関及び日本のNGOを通じて行う。 2022年7月6日