日本協同組合連携機構(JCA)が7月4日、第100回国際協同組合デー記念中央集会を東京都内での実開催と、ウェブ会議システムを用いたオンラインを併用して開催。合わせて約370名が参加した。
国際協同組合デーは、国際連帯と世界平和を願い、協同組合運動の理念を広めることを目的に、国際協同組合同盟(ICA)の呼びかけのもと世界の協同組合が毎年取り組んでいるもの。毎年7月第1土曜日と定められており、1995年からは国連の国際デーの一つになっている。
今年は「協同組合はよりよい社会を築きます(Cooperatives Build a Better World)」をスローガンに、協同組合が特性を発揮して、よりよい社会づくりに取り組んでいることを訴えるとともに、昨年12月のソウル大会を起点に開始された「協同組合のアイデンティティ(定義・価値・原則)」への理解促進と、さらなる発揮を目的とする世界的協議を意識した内容とした。