全農物流㈱(寺田純一代表取締役社長)は6月26日に開いた総会で2019年度決算を承認するとともに、役員の選任を行い、常務取締役に宮腰和広(執行役員総務部長)・丸山剛(執行役員東北支社長)の両氏、常勤監査役に山口裕之氏(全農エネルギー㈱常務取締役)を新たに選任した。
2019年度の事業実績は、取扱高686億9549万円(対前年比101・4%)、経常利益5億5554万円(同81・4%)、当期利益3億7100万円(同85・4%)となっている。
同社では同年度事業の特徴について、「民間委託米出荷数量の増加等による倉庫・陸運事業が増加」、「園芸の取扱減少等による陸運事業が減少」したと説明している。
2020年度の取扱高は711億5480万円を計画。「農畜産物輸送における一貫パレット等による輸送・荷役合理化、共同配送等による物流合理化」「輸送力確保および営業推進強化に向けた往復輸送の拡大」に取り組む方針。