片倉コープアグリ㈱(野村豊代表取締役社長)は14日、東京・九段下のホテルグランドパレスで創立100周年記念祝賀会を開催し、同社役職員・OB、業界関係者ら84名が参加して同社の更なる発展を祈念しつつ100周年の門出を祝った。
来賓を代表して山﨑周二JA全農理事長、寺川彰丸紅㈱専務執行役員食料・アグリ・化学品グループCEOが挨拶し祝意を述べた。
野村社長は、平成27年10月にコープケミカル、片倉チッカリンが経営統合し片倉コープアグリが誕生した経緯などを振り返りつつ「当社は高品質で施肥しやすい安価な肥料を農家に提供し続けてきた。その意味では当社の存在自体が日本農業へ貢献していると自負している。新商品開発やドローンでの肥料散布をはじめITを駆使した作業のしやすい機械化等を追い風として日本農業の復活に役立つよう企業価値を高めていきたい」等と挨拶し改めて同社の更なる事業発展への決意を述べた。