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新規水稲用除草剤有効成分「サイラ」含有の農薬登録取得=全農等

2019年9月26日

ALS阻害剤抵抗性雑草を含む広葉雑草、カヤツリグサ科雑草に有効

 JA全農は24日、三井化学アグロ㈱と開発を進めてきた新規水稲用除草剤有効成分「サイラ」(一般名:シクロピリモレート)を含有する農薬が、20日に農薬登録を取得したと発表した。

 「サイラ」は、▼殺草スペクトラムが広く、ALS(アセト乳酸合成酵素)阻害剤抵抗性雑草を含む広葉雑草、カヤツリグサ科雑草に有効。特にオモダカ、コナギ、ミズアオイに対して高い効果が期待できる、▼処理適期幅が広く、初中期一発処理、中後期処理いずれの場合でも効果が期待できる、▼新規の作用機構を有する、▼白化作用を示し、他の白化剤と高い相乗効果を示す、▼水稲に対する安全性が高く、長期間の残効性も期待できる、ことが特徴。

 今回農薬登録を取得したのは、「JAサンアップC1キロ粒剤(シクロピリモレート3・5%)」、「JAサンアップ1キロ粒剤(シクロピリモレート3・5%、ピラゾレート7・0%)」。

 なお、今回の農薬登録を契機に、各販売会社が「サイラ」含有剤の農薬登録を順次取得、来年12月から順次販売する予定〔表参照〕。

 全農は、「同成分を含む農薬の供給を通じて日本の農業に貢献していく」とコメントしている。

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