JA全中が10月18日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で、「組合員・地域とともに食と農を支える協同の力~協同活動と総合事業の好循環」をスローガンとする第30回JA全国大会を開催。5つの戦略を盛り込んだ大会決議を採択した。
大会は、君が代の斉唱、全国農協青年組織協議会の洒井雅博会長のJA綱領唱和で始まり、山野徹会長、来賓の小里泰弘農相、日本の協同組合セクターを代表してJCA(日本協同組合連携機構)の土屋敏夫副会長(日本生協連会長)、友誼団体を代表して全国農業会議所の國井正幸会長がそれぞれ挨拶した。また、石破茂首相、ICA(国際協同組合同盟)のアリエル・グアルコ会長、韓国農協中央会の姜鎬東会長からのビデオメッセージを上映、石破首相の挨拶を青木一彦内閣官房副長官が代読した。
大会議案について、大島信之大会運営委員長が議案の検討経過などを報告、議長をJA山口中央会の平岡武会長がつとめ、全中の馬場利彦専務が議案を提案。JA全青協、JA全国女性協、JA代表の3氏が意見表明を行った後、満場の拍手で採択された。閉会の挨拶を全中の樽井功副会長が行った。
大会会場では、全国連がパネルなどを用いて各々事業や取組などをPRしていた。