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全農とファミマが「日本全国の新米をお届け」企画展開

2021年8月29日

 JA全農と㈱ファミリーマートは28日から、全国のファミリーマート約1万6600店舗で、「47都道府県、日本全国の新米をお届け」企画を展開し、令和3年産「新米」の予約注文を開始する。

 同企画は、秋の味覚の一つである「新米」をより多くの人に選んで味わってもらうために、全農が持つ「全国の産地ネットワーク」と、ファミリーマートが持つ「ギフト向け販売ネットワーク」を結び付け、実現したもの。バラエティに富んだ全国47都道府県の「新米」を取り揃えており、お世話になっている人への贈り物や家庭用に、美味しい新米を見つけることができる。「47都道府県、日本全国の新米をお届け」の対象商品は3年産新米(47銘柄)各5kgで、価格は税込2700~3300円(商品によって価格は異なる)。販売期間は3年8月28日~10月31日(ネット申込みなら11月3日まで)。

 ファミリーマートは、2014年5月にJAグループの食品スーパーマーケット「Aコープ」とファミリーマートとの一体型店舗の展開などを柱とした、Aコープ包括業務提携について合意し、現在14店舗展開。また、21年3月には、全農、農林中金、伊藤忠商事㈱、ファミリーマートの4者で業務提携契約書を締結後、採れたての地元産野菜をファミリーマートの一部店舗で販売。全農が強みを有する国産農畜産物の全国供給網を活用した地域色豊かな商品開発や売り場づくりなど、地域に密着した協業に取り組んでいる。

 両者は、「今後も、全農とファミリーマートは、両者の強みや特色を生かした協業をつうじて、魅力的な国産農畜産物の訴求と販売拡大に取り組んでいく」とコメントしている。

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