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全農と青果物流のファーマインドが業務提携で合意

2021年8月30日

 JA全農(野口栄代表理事理事長)は、大手青果物流会社である㈱ファーマインド(東京・千代田区、堀内達生代表取締役社長)と業務提携を行うことについて合意した。今後両者は、▼国産青果物の産地物流および消費地物流における共同配送、▼産地及び消費地の物流拠点の相互利用、▼国産青果物輸出における共同物流、▼国産青果物の安定販売による生産振興の取り組み、について取り組んでいく。

 全農グループは、消費者への青果物の安定供給と生産者所得の確保のため、卸売市場販売や実需者への直接販売等、多様な国産青果物の販売を行っている。これまで、園芸施設の効率的な運営や生産者の労力軽減に向けて、広域集出荷施設などの産地側施設と物流加工機能を備えた消費地側直販施設の整備を進めてきたが、令和6年4月にはトラックドライバーの時間外労働規制の強化が予定されているなど、産地から消費地までの物流効率化を加速化させることが国産青果物流通の喫緊の課題となっている。

 ファーマインドは、北海道から九州まで全国14か所で加工機能を備えた物流センターを展開し、同社子会社で物流を担う全日本ライン㈱の全国を網羅するトラック物流のネットワークとあわせてコールドチェーンを構築している。

 このため、全農グループとファーマインドグループは、双方が保有する青果物の物流インフラを活用し、提携項目に取り組み、国産青果物の物流効率化と安定販売を進めることで産地の生産振興と生産者所得の確保に取り組んでいく。

 全農は青果物物流の効率化や「運べないリスク」対策で産地と消費地に設置を進めている「ストックポイント」での連携や、機能強化が求められているパッケージングなど加工分野の施設利用で取組を進めたい考え。

【㈱ファーマインド】
平成3年2月創業
事業内容:青果物の生産、輸出入
及び販売、青果物の追熟加工、リパック、カットフルーツの製造、出荷管理、等
連結売上高:744億円
資本金:3570百万円

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