JA全農えひめは1日、県内4JA(JAうま、JAえひめ未来、JAおちいまばり、JA今治立花)と共に、「愛媛県JA農機協同事業体」を発足し、農機事業の一体運営を開始した。
愛媛県JA農機協同事業体は、JAと全農の「人」「物」「金」「情報」等の経営資源を一体的に活用し、効率的な体制を構築することで、JAの農機事業のサービス力向上や購買力強化、業務の標準化を目指して設立された。経営資源を集約することで、各農機センターの推進体制を強化する。具体的には、推進担当・修理担当者の専任化や中古農機査定基準の統一化等に取り組み、組合員の営農支援につなげていくとしている。
1日に、同事業体の出発式を愛媛県松山市内のJA愛媛ビルで開催し、関係者ら約40名が参加した。出発式では決意表明を、太田裕次JAおちいまばり農機センター長が行い「変化を恐れずに、組織の枠を超えた改革に取り組みたい」と語った。
JAグループの農機事業の一体運営は愛媛の参加で20県になった。