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自民家畜伝染対策PTが農相に提言を申し入れ

2021年5月14日

自民党家畜伝染病予防対策検証PTの江藤座長らが野上農相に今後の家畜伝染病予防対策の提言を申し入れた。


 自民党家畜伝染病予防対策検証PTの江藤座長らが5月13日、野上農相に今後の家畜伝染病予防対策の提言を申し入れた。

 全国各地で鳥インフルエンザの発生が相次いでいることや、豚熱(CSF)ワクチン接種後の農場で豚熱が発生していることを踏まえ、同党では、昨年改正の家畜伝染病予防法による家畜伝染病対策が「十分に機能しているか」「不足している対策はないか」などについて、来季に向けて検証を行うため「家畜伝染病予防対策検証PT」を設置。これまで、JA全農、中央畜産会、県、生産者からヒアリング等を行い検討してきたもの。

 提言では、【発生予防対策】として、1.飼養衛生管理基準の遵守徹底・遵法意識の向上、2.大規模農場の畜舎ごとの飼養衛生管理の徹底、【まん延防止対策】として、1.埋却地の確保と焼却処理施設との事前協定締結、2.都道府県防疫体制の改善、3.大規模農場の事前の発生対応計画の策定、を盛り込んでいる。

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