農水省は17日、米国向け日本産なし生果実について、全国(沖縄県及び一部の離島を除く)からの輸出が可能となったと発表した。
日本産なし生果実を米国に輸出する際、これまでは、一部の県(鳥取・長野・福島・茨城)からのみ輸出が認められていた。また、輸出可能な品種が8品種(二十世紀・ゴールド二十世紀・幸水・新興・新世紀・長十郎・新高・豊水)に限定されていた。
農水省が産地からの要望を踏まえ、米国の植物検疫当局と技術的協議を積み重ねてきた結果、4月16日付けで、輸出可能地域が全国(沖縄県及び一部の離島を除く)に拡大するとともに、輸出可能品種の制限が撤廃された。