全農物流㈱(寺田純一代表取締役社長)は、国交・経産・農水各省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の主旨に賛同し、持続可能な物流環境の実現に向け、自主行動宣言を9月27日に提出した。宣言内容は以下の通り。
①物流の改善提案と協力…取引先や物流事業者から、荷待ち時間や運転者の手作業での荷卸しの削減、附帯作業の合理化等について要請があった場合は、真摯に協議に応じるとともに、自らも積極的に提案する。
②パレット等の活用…パレット等を活用し、荷役時間の削減等による物流合理化に取り組む。
③運転以外の作業部分の分離…物流事業者から運転業務と運転以外の附帯作業の分離について相談があった場合は、真摯に協議に応じる。
④発注量の平準化…荷待ち時間を短縮するとともに、運行効率を向上させるため、月波動などの繁閑差の平準化に取り組む。
⑤荷役作業時の安全対策…荷役作業を行う場合には、労働災害の発生を防止するため、安全な作業手順の明示、安全通路の確保、足場の設置等の対策に努める。