㈱神明(藤尾益雄社長)はこのほど、100%出資により米粉の製造・販売・輸出等を行う「㈱神明米粉」(兵庫県神戸市中央区、舩木秀邦社長)を設立した。「神明米粉」の資本金は150百万円。神戸市中央区に850百万円を投じて製造工場(敷地面積1830・09㎡、建築面積996・56㎡)を設置、今年12月から製造を開始する予定。
「東日本農産」への木徳神糧の資本参加を受入
また、神明は、特定米穀卸大手の㈱高橋商事(北海道旭川市、髙橋伸也社長)とともに昨年7月設立した合弁会社「東日本農産㈱」への木徳神糧㈱(東京都千代田区、平山惇社長)の参画を受け入れ、東日本農産を3社による合弁会社に発展させると発表した。3社での合弁設立後は、東日本農産の現経営陣に加え木徳神糧からも役員を受け入れ、関係の強化、事業運営の円滑化を図っていく方針。更に品質管理体制でも「FSSC22000」を取得する計画。今年12月に本稼働を開始する予定で、年間取扱量2万8000tを目指す。
事業承継ファンドによる米穀卸売業に投資
㈱神明ホールディングス(藤尾益雄社長)はこのほど、同社出資先でありSBI地域事業承継投資㈱(東京都港区)が運営するSBI地域事業承継投資1号投資事業有限責任組合により、米穀卸売業を営む浜松米穀㈱(静岡県浜松市、川村眞一社長)への投資を実行した。神明HDは、昨年6月にSBI事業承継ファンドに出資、今回が第1号案件となる。