一般社団法人日本ファームステイ協会は18日、「2020年度日伊国際シンポジウム~コロナ禍における日伊農泊の現状と今後の展望」をオンライン(Zoomウェビナー)で開催する。
昨年度、日伊国際農泊シンポジウムにおいて、同協会と「観光による持続可能な農山漁村を目指す共同宣言」を採択した、アルベルゴ・ディフーゾ(集落全体を宿泊施設とする取組み)の提唱者、イタリアのジャン・カルロ・ダッラーラ氏を講師に迎える。
ダッラーラ氏からは、コロナ禍におけるイタリアの農村観光、アルベルゴ・ディフーゾの現状と、アルベルゴ・ディフーゾの発展形コンセプト「オスピタリタ・ディフーサ」が紹介される。日本からは、コロナ禍においても少しずつ生まれつつある、ワーケーションをはじめとした新たな農泊需要や地域の動向を共有し、日伊双方の今後の農村観光、農泊について議論を深める。パネルディスカッションのテーマは「コロナ禍においても日本で生まれつつある新たな農泊需要や地域の動向を踏まえた、日伊両国における今後の農村観光、農泊の展望」。モデレーターは東洋大学の青木辰司名誉教授。
開始時間は、18日(金)16時30分~19時(16時からオンライン接続開始)。対象は、▽日本ファームステイ協会正会員、自治体会員、賛助会員、▽アルベルゴ・ディフーゾ、および農泊による地域活性化に関心のある自治体、行政および事業者、研究者。参加費無料。定員は300名程度。専用ページ(https://jiji.smartseminar.jp/public/application/add/1733)から申込みできる。