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秋田県農業法人協会が農林中金秋田支店と共催で「例会」開く

2020年10月7日

 農林中央金庫秋田支店はこのほど、秋田県農業法人協会と共催で、令和2年度第2回例会を秋田県男鹿市で開催した。

 例会は、法人協会会員間の相互研鑽や情報交換を行うとともに、会員以外の農業経営者との交流を通じて組織活動の強化・活性化を図ることを目的としたもので、会員など約30名が参加した。

 一般社団法人全国農業経営コンサルタント協会会長でアグリビジネス・ソリューションズ㈱代表取締役の森剛一税理士が、「農業法人の会計・税務のポイントと新型コロナウイルスなどリスク対応の税務」と題して、WEB会議システムを活用して講演。今年度の制度改正を踏まえた税務上のポイント、収入保険制度の概要や農業法人の組織再編といった農業法人の経営に役立つ幅広いテーマで解説した。

 また、翌日には小ギク生産に力を入れている㈱文ちゃん園芸の農場を現地視察。同社の吉田代表からは「昨年度から、秋田県農業試験場と連携して全国で初めて花き栽培におけるスマート農業の実証実験を開始した」との報告があった。

 農林中金秋田支店では、秋田県における農業振興のため、今後も農業法人のニーズに合わせたセミナー等の開催を行うこととしている。

 なお、法人協会は、会員の自主性と主体性を基本にした組織的活動により、農業法人などの健全な経営発展と、トップマネージャーとしての経営管理能力の向上を図るとともに、農業の社会的ステイタスの確立と振興・発展に貢献することを目的として、1994年4月に設立された(今年8月末時点、会員数50名)。

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