日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農林中金と茨城県森連が大洗駅にベンチを寄贈へ

2020年9月29日

 農林中央金庫と茨城県森林組合連合会は、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の大洗駅に茨城県産の高品質木材である「八溝材」を使用したベンチを寄贈する。

 ベンチは、茨城県立水戸産業技術専門学院の1年生が加工作業を手掛け、デザインは石井邦明デザインスタジオ一級建築士事務所が担当した。同校は大洗鹿島線「常澄駅」に近く、多くの学生が大洗鹿島線を利用。同建築事務所は大洗駅待合室改修のデザイン設計を行っており、ベンチは待合室の雰囲気や大洗町のイメージに合わせてデザインした。10月に待合室に設置される予定。

 農林中金と茨城県森連は、森林組合系統や地域の林業関係者と連携し、公共施設への木製品寄贈や子どもたちへの木育活動等、木のぬくもりや森林の大切さを伝える取組みを通じ、国産材利用拡大を目指す活動を行っている。茨城県内の国産材利用拡大活動は2015年度から実施、昨年度は「いきいき茨城ゆめ国体2019」に合わせ、県産材を使用した丸太ベンチを石岡市に寄贈している。

keyboard_arrow_left トップへ戻る