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IDACAがASEAN対象にオンラインセミナー開催

2020年8月5日

IDACAがASEAN対象にオンラインセミナー開催


 アジア農業協同組合振興機関(IDACA)が7月27~31日にかけ、オンラインセミナー「2020年アジア・アフリカ地域キャパシティ・ビルディング支援事業による『フードバリューチェーン構築のための農業協同組合の能力強化』」を開催。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の影響から参加者の来日が困難であるため、参加者が国別に集まりオンライン上で行った。

 ASEAN各国では小規模家族経営による農業生産が中心で、個別農家ではフードバリューチェーンの構築による農産物の有利販売が困難な状況にあることから、ASEAN域内のフードバリューチェーンの強化にも極めて重要である各国の農業協同組合組織等の機能強化を図り、小規模農家が利用できるフードバリューチェーン構築に資することが目的。参加者は日本の農協がフードバリューチェーン構築に果たす役割や農協の共同販売システム、農産物の安心安全対策や営農指導等を学んだ。

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