日本農業の振興と農業経営の安定、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

新型コロナで自然学校等の被害総額は18億円=関係団体調査

2020年4月30日

 NPO法人自然体験活動推進協議会、(一社)日本アウトドアネットワーク、(公社)日本環境教育フォーラムはこのほど、新型コロナウイルス感染拡大に関する自然学校等の被害総額が18億円などとする「影響調査」の結果を公表した。

 新型コロナの感染拡大により、全国の自然学校等の自然体験・環境教育・野外教育事業に影響が出ており、その深刻性が日々増しているとして、事業への影響や必要な支援について調査。日本全国の自然学校等を対象にウェブアンケートを実施(調査期間4月14~21日)、236件の回答を得た。調査結果の概要は以下の通り。

 ▼4月末までに100万円以上の被害が見込まれる団体は半数近くに上り(平均約310万円)、被害額(191団体)は約5億9200万円、▼今後100万円以上の被害が見込まれる団体は6割超(平均627万円)で被害額は約12億1800万円、6割超の団体が「法人経営に現在影響が出ている」と回答、▼6割の団体が持続化給付金や雇用調整助成金を申請もしくは申請を検討していると回答、▼長期化することで被害はさらに拡大することが予想されることから多くの自然学校等が団体存続の危機に直面している、▼活動自粛により、子どもたちが自然と触れ合う機会が減少するとして、子どもたちの生きる力が失われることが懸念される、▼新型コロナウイルスの収束後も、三密を避けた自然体験プログラムを実施することが当分の間必要、感染症対策を盛り込んだ安全管理マニュアルの策定が望まれる。

keyboard_arrow_left トップへ戻る