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農林中金と関係の中国企業がJA全厚連に医療用マスク約2万枚寄付

2020年4月20日

 農林中央金庫と関係のある中国の企業 「Hosen Capital」から、JA全厚連に医療用マスク約2万枚が寄付された。

 農林中金によれば、Hosen Capitalは新希望集団という中国民間最大手の食農関連コングロマリットと親密な関係があり、農林中金と同様、中国と日本の食農関連企業との架け橋となり、これまで日本企業と深いネットワークを築いているという。

 中国では、新型コロナウイルスの影響に落ち着きが見られる一方、日本では感染者数が増加しつつある状況にある。こうしたなか、Hosen Capitalとして、かねて事業上のサポートを得てきた農林中金をはじめ日本企業による感染拡大防止の取り組みを支援したいとの思いから、日本を代表し農林中金に対してマスク提供の申し出を受けたもの。

 JAグループでは、新型コロナウイルスの影響が拡大する中、厚生連病院における医療用マスクの確保が喫緊の課題となっており、今回、JA全厚連が代表してマスクを受け取ることになった。マスクは16日届けられた。

 なお、今回の寄付の御礼とJAグループで取り組んでいる花の消費拡大策(周知)の一環として、Hosen Capitalの日本拠点あてに、JAグループとして花を贈る予定。

JA全厚連中村純誠代表理事理事長のコメント

 「新型コロナウイルス感染症の感染拡大にあたり、Hosen Capital様より、本会に対して医療用マスク約2万枚を寄贈していただきました。マスクの確保が困難な中での今回のご支援は、JA厚生連にとって大きな励みとなります。ご支援いただいたマスクは、保健・医療・高齢者福祉事業を行う各厚生連に配布し、有効に使用させていただきます。このたびのご厚意に感謝申しあげます」。

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