JA全農ひろしまとJR西日本広島支社はこのほど、昨年の西日本集中豪雨による被害で運休していた芸備線の全線運転再開に合わせて、「鉄道」と「農業」をテーマにしたお仕事体験の旅を開催した(企画・実施は農協観光広島支店)。
広島駅から貸切車両に乗車して志和口駅を往復するツアーに親子27名が参加した。集合場所の広島駅では、子供たちが起床装置での目覚ましを体験、駅窓口での切符発券や駅構内の放送を行い、貸切車両内ではJR職員の制服を着て車内改札など車掌の仕事を体験した。農業体験は、JA広島市白木支店管内の園芸ハウスを訪問して、農家から鎌の使い方を教わりながら広島市特産野菜の小松菜を刈り取り。穫れたばかりの小松菜と広島産ミカンジュースとを合わせてスムージーにして味わった。また、同JA支店で開かれた白木町農業祭を訪れ、餅つきに参加したほか、農業機械に乗って記念写真を撮影し、お土産に地元特産物を購入した。