信州大・長野県との共同研究、機能性を表示し発売=JA全農長野
JA全農長野は、ぶどう「ナガノパープル」と、きのこ「えのきたけ」を食品の機能性を表示できる〝機能性表示食品〟として消費者庁に申請し、このほど受理されたと発表した。
それぞれ、『毎日グレープ(ナガノパープル)』(届出番号E358)、『長野県JA産えのきたけ』(届出番号E380)の商品名で、〝血圧を下げる〟機能性を表示し発売される。 ナガノパープルは、皮ごと食べられる種もない人気品種で信州大学・長野県との共同研究。ぶどう類での生鮮食品としての機能性表示届出は第1例目。1日摂取目安量は110g(約11粒)。
えのきたけも信州大学・長野県との共同研究で、平成29年11月から研究を重ねてきたもの。えのきたけの生鮮食品としての機能性表示届出も第1例目。1日摂取目安量は30g(約4分の1袋)。
「ナガノパープル」「えのきたけ」にはいずれも、〝本品にはGABAが含まれます。GABAには血圧が高めの方の血圧を下げる機能があることが報告されています〟と表示される。GABAは、γ―アミノ酪酸の略称。タンパク質非構成アミノ酸の一種で、抑制性の神経伝達物質として知られている。