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「輸出対策強化特別チーム」を創設=農水省

2019年7月24日

 農水・厚労両省は、農林水産物・食品の輸出拡大に向けた輸出先国の規制への対応を強化するため定員を緊急増員するとともに、農水省食料産業局輸出促進課に増員された要員を中心とした「輸出対策強化特別チーム」を26日に創設する。

 両省の緊急増員は、輸出先国の規制に関する相手国との協議や輸出のための施設認定の迅速化などを図り、関係省庁との調整を行うもの。さらに、6月に開かれた「農林水産物・食品の輸出拡大のための輸入国規制への対応等に関する関係閣僚会議」(議長=内閣官房長官)で取りまとめられた「工程表」の項目を着実に実施するために、内閣審議官1人を農水省に配置、20人(食料産業局輸出促進課に16人、水産庁加工流通課に4人)の定員を緊急的に増員する。また、厚労省には28人の定員が緊急的に増員される。

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