日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

輸出専用日本酒ブランドを開発、英国販売へ=JA全農インターナショナル等

2019年7月2日

JA全農インターナショナル「TOKYO Z1(ゼットワン)」 JA全農インターナショナル(株)(瀬戸二郎代表取締役社長)、小澤酒造(株)(小澤幹夫代表取締役社長)、日本酒類販売(株)(田中正昭代表取締社長)は輸出専用日本酒ブランド「TOKYO Z1(ゼットワン)」を共同開発した。7月から東京の姉妹都市である英国ロンドンで販売を開始し、今後欧州各国へ販売網を拡大していく方針。

 「Z1」は、〝まったく日本酒を飲んだことがない方に、まず一口飲んでもらう〟ために手に取りやすい価格と容量(180ml)を設定、東京に現存する8蔵のうちの1社で、奥多摩の自然に囲まれ300年以上酒造りを続けている小澤酒造が醸造した。▼世界利き(口偏に利)酒師コンクール小売部門優勝者による監修、▼日本食以外のレストランにも似合うようロンドンのデザイン会社にラベル作成を依頼。英国での消費者アンケートを経て「Made in Tokyo, Designed in London」の解りやすいデザインを採用、したことが特徴。海外の酒類販売に精通した日本酒類販売がマーケティングをサポートする。

 ラグビーワールドカップ2019と東京オリンピック・パラリンピック2020により世界の注目が日本に集まるのを好機と捉え、日本酒の輸出専用ブランドを開発し、JA全農グループの海外輸出拠点や、英国食品卸売会社のチャネルなど活用して海外に販売することで、日本酒と日本産米の消費拡大を図る。

keyboard_arrow_left トップへ戻る