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農水省が次期食料・農業・農村基本計画骨子案を提示

2025年1月23日

 農水省が1月22日、食料・農業・農村政策審議会企画部会を開き、次期食料・農業・農村基本計画の骨子案、目標・KPIの検討案を提示。
 今回、改正基本法で掲げる基本理念に基づき基本的な施策の方向性を具体化する食料・農業・農村基本計画は、初動5年間で農業の構造転換を集中的に推し進めるため、計画期間は5年間として定める。基本計画の実効性を高めるため、食料安全保障の確保に関する目標や施策の有効性を示すKPIを定めることとし、少なくとも年1回、その目標の達成状況を調査・公表、KPIの検証によりPDCAサイクルによる施策の見直しを行う。
 基本計画骨子案は、①我が国の食料供給、②輸出の促進(輸出拡大等による「海外から稼ぐ力」の強化)、③国民一人一人の食料安全保障・持続可能な食料システム、④環境と調和のとれた食料システムの確立・多面的機能の発揮、⑤農村の振興、の5つのテーマを設定。

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