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農中、竹中工務店等5社で「日本ウッドデザイン協会」設立

2021年12月9日


 農林中央金庫、住友林業㈱、㈱竹中工務店等5社が木材利用を通じて持続可能な社会の実現に向けた新たな価値創造をめざす「一般社団法人日本ウッドデザイン協会」を設立。会長に建築家の隈研吾氏、副会長に奥和登(農林中金代表理事理事長)・市川晃(住友林業代表取締役会長)・佐々木正人(竹中工務店取締役社長)・吉田淳一(三菱地所執行役社長)各氏が就いた。
 木を活用した社会課題の解決を目指す「ウッドデザイン」に関わるあらゆる分野で、“調査・研究・開発・事業創造・普及・啓発する機関として、会員相互の連携とあらゆるステークホルダーとの対話・協力により、木のある豊かな暮らし、木材利用、森林・林業の成長産業化及び地方創生を推進して、脱炭素化等、環境と資源に配慮した持続可能な社会の実現を図り、広く社会に貢献する”ことを目的としている。
 主な活動は、顕彰事業である「ウッドデザイン賞」の実施、木を活かした新たなライフスタイルの提案やカーボンニュートラルに貢献する調査研究を行う「調査研究事業」、異業種・公民連携の促進や中小企業、デザイナーとの連携を行う「ビジネスマッチング事業」、それらの活動の地方自治体・企業等への普及と関係構築のための「広報普及啓発事業」の主な4事業が中心となる。会員企業同士がそれぞれの部会で、テーマに沿って交流、意見・情報交換、協働作業を行う。
 8日、同協会設立記念発表会が行われた。

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