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再保証残高5兆5千億円台を達成=全国農協保証センター

2021年6月28日

 一般社団法人全国農協保証センター(大川良一代表理事理事長)は25日、定時総会を開催し、令和2年度の事業報告・決算案等を承認した。

 令和2年度は、コロナ禍においても引き続き住宅関連資金の再保証が増加したことから、再保証新規引受額は7866億円(前年度対比+12・4%)、期末再保証残高は3864億円増加し5兆5664億円(同+7・5%)となり、ともに過去最高額となった。

 一方、代位弁済は15億円(同△28・8%)に減少し、求償権残高は80億円(同△7・0%)と減少傾向が続いている。

 また、役員全員の任期満了に伴い、以下のとおり新役員が選出された。

《再任》
▽代表理事理事長=大川良一〔県域信用事業を代表する者の全国代表 神奈川県信連経営管理委員会会長〕
▽代表理事常務=黒田夏樹
▽理事=櫻井宏〔岐阜県信連経営管理委員会会長〕
    港義弘〔香川県農業信用基金協会会長理事〕
    篠田崇〔系統債権管理回収機構㈱代表取締役社長〕
《新任》
▽理事=高橋正〔宮城県農業信用基金協会会長理事〕
    伊藤孝邦〔富山県農業信用基金協会会長理事〕
    中家徹〔和歌山県農業信用基金協会会長理事〕
    福良公一〔宮崎県農業信用基金協会会長理事〕
    川田淳次〔農林中央金庫常務執行役員〕
▽監事=林茂壽〔千葉県農業信用基金協会会長理事〕
    石川寿樹〔島根県農協代表理事組合長〕

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