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農林中央金庫が三菱UFJグループと業務提携

2021年6月14日

来4月から投資信託取扱の全国のJAバンクで提供開始予定

 農林中央金庫(奥和登理事長)は11日、投資一任運用サービスであるファンドラップサービスについて、JAバンクでの提供開始に向けて、三菱UFJモルガン・スタンレー証券㈱(荒木三郎取締役社長)、三菱UFJ信託銀行㈱(長島巌取締役社長)と業務提携契約を締結した。

 同提携に基づき提供するファンドラップサービスは、ゴールベース・アプローチにより、顧客一人ひとりの資産運用にかかる要望や課題を踏まえ、目標を設定・共有し、その達成に向けて顧客に代わって資産運用の専門家が投資判断や売買などの運用・管理のすべてを行い、目標達成を長期的にサポート(伴走)していくサービス。

 JAバンクは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の代理業者として、同社を運用者とするファンドラップサービスをJAバンクの組合員・利用者に提供する。農林中金は、ファンドラップサービスのJAバンクでの円滑な導入・提供に向けて同社および三菱UFJ信託銀行と連携する。

 三菱UFJ信託銀行は、機関投資家として企業年金運用業務などで培ってきたノウハウを活用し、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が提供する運用コースの一部について、短期的な相場下落の影響を抑制しつつ、中長期的な資産形成を目指す投資助言を行う。

 2022年4月から順次、投資信託を取り扱う全国のJAバンクでの提供開始を予定している。

 農林中金、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJ信託銀行は、「本提携を通じ、『人生100年時代』における『貯蓄から資産形成へ』の流れを促進していくとともに、JAの組合員・利用者へ最良のサービスを提供し、幅広い資産運用ニーズに応えていく」としている。

※詳報は日刊アグリ・リサーチに掲載しております。

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