日本農業の発展と農業経営の安定、農村・地域振興、安心・安全な食料の安定供給の視点にこだわった報道を追求します。

農業団体総会|Jミルク

2021年6月11日

 一般社団法人Jミルクは10日、定時総会・理事会を開き任期満了に伴う役員の選任を行った。川村和夫会長(明治ホールディングス㈱代表取締役社長)、砂金甚太郎副会長(全酪連代表理事会長)らを再任、専務理事に内橋政敏氏(常務理事)、 常務理事に荒川宏行氏(参与)を新たに選任した。前田浩史専務理事、岡本隆雄常務理事は退任。

 川村会長は理事会後の記者会見で酪農乳業を巡る情勢について触れ、「生産の状況は増産の方向に向かって進んでおり、前向きな流れになっているが、その他まだまだたくさんの課題を抱えている。とりわけ今、国際的な流れの中で環境問題、あるいは動物福祉に対する取組み等々、世界的にも酪農乳業のサステナビリティを高める取組みが大きな課題になっていると認識している。生産者、乳業者、牛乳販売店等々の皆さんが集まっているこのJミルクにおいては、酪農乳業のサステナビリティを高めるという取組みは大変重要であり、Jミルクが果たすべき役割は極めて大きい。引き続き、そのような課題感をしっかりと持って、新しい年度の活動に取り組んで参りたい」と述べた。

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