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共栄火災のJA安心倶楽部「充実プラン」の販売が伸長

2021年6月9日

 共栄火災海上保険㈱の団体傷害保険「JA安心倶楽部」の『充実プラン』の販売が伸長している。

 JA安心倶楽部はJA共済連が保険契約者となり、JA組合員が加入者(被保険者)となる団体傷害保険。ケガによる死亡や重度の後遺障害、入院・通院、他人への賠償責任、携行品の損害など、日常生活のリスクを補償する保険商品。補償内容や保険金額の違いで「基本プラン」と「充実プラン」の2プランがある。「充実プラン」では、新型コロナウイルス感染症や、農作業などでリスクが高まるなか、予防しても防ぎきれない「熱中症」による入院や通院を補償の対象としているのも大きな特長。

 JA安心倶楽部は2021年3月末現在、全国463のJAが取扱い、39万3678人のJA組合員が加入。そのうち、「充実プラン」の加入件数は6万5131件と、対前年+1万9344件(増率+42・2%)と大幅に増加した。2020年度の保険金支払い件数は2万3839件、金額では25億4315万円となっている。

 同社では「JA安心倶楽部をはじめとした各種の損害保険商品の販売・提供を通じて、JA組合員や農業者の皆さんが安心して暮らせる社会の実現に取り組むとともに、安心・安全な農産物の確保と持続可能な農業の推進に取組んでいく」としている。

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