JA共済連は、時間・場所・距離の制約なくWeb上で手続きが行えるサービスを開発した。契約者向け専用Webページ「Webマイページ」と、誰でも利用できるスマートフォンアプリ「JA共済アプリ」の2種類のサービスを提供する。
組合員・利用者の更なる利便性向上と、JA共済が自己改革の一環として取り組むJAの事務負荷軽減の取組みを一層進めることを目的としたもの。サービス内容は、令和3年度下期以降、さらに拡張する予定。なお、今回のサービス提供に合わせて、①Webマイページ登録キャンペーン、②LINEアカウント連携キャンペーン、③JA共済アプリダウンロードキャンペーンも開始する(詳細はhttps://mypagecp.ja-kyosai.or.jp/)。
JA共済連では今回の2種類のサービスの開発背景と目的について以下のようにコメントしている。
「新型コロナウイルス感染拡大等を背景に、非対面による対応へのニーズが増加している。また、今後、高い確率で発生が懸念される巨大地震が発生した際、被災した契約者の最寄りのJAが機能不全に陥る可能性もあることから、それらを考慮した支払態勢の構築が不可欠となる。JA共済においては、JAグループ全体で展開する自己改革の一環として、JAの共済事業にかかる事務負荷軽減に向けた取り組みを重要課題のひとつと位置づけ、平成28年からペーパーレス・キャッシュレス手続きの導入・展開を進めている。こうした中、時代に適応したスタイルで組合員・利用者の皆さまとつながりを持ちながら負託に応え続けると同時に、JAの共済事業における事務負荷の軽減を図る取組みとして、時間・場所・距離の制約なく、Web上で手続きが行えるサービスを開発した」。
※詳報は日刊アグリ・リサーチに掲載いたしております。