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広島県産のはっさくとレモンを使ったサワーを発売=JA全農

2021年4月19日

 JA全農は、JA広島果実連と、広島県産のはっさくおよびレモン果汁を10%使用した「広島県産はっさく&レモンサワー」を共同開発した。今月20日から発売する。

 はっさくは1860年頃、広島県尾道市因島で発見された、同県原産の品種。江戸時代から食されている日本古来の品種だが、収穫量はピーク時の約15%にまで減少。その問題を解決すべく、少々苦みのあるはっさくの活用方法について2者で協議を行い開発した。全農では「今回の取り組みは、SDGsの『9.産業と技術革新の基盤をつくろう』『12.つくる責任つかう責任』『15.陸の豊かさも守ろう』に資するものでもある。今後も本取り組みを全国の産地・品目に拡大すべく、産地と連携して共同開発を継続する予定」としている。

 「広島県産はっさく&レモンサワー」は、アルコール度数4%。はっさくのほのかな苦みが旨味を引き上げるとともに、広島県の爽やかなレモン果汁と合わさった、香り高い味わいが特徴。350ml、183円(税込)。中国エリアおよび近畿、四国、九州のセブン―イレブン約6800店での先行販売を予定している。

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