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東北協同乳業を支援するクラウドファンディングを開始

2021年3月12日

 JA全農のグループ会社・東北協同乳業㈱(福島)は、今年2月に発生した福島県沖地震で、製造ライン等に大きな被害を受けたことから、支援を求めるクラウドファンディングを、東日本大震災から10年となる3月11日、開始した。

 同社は、福島沖地震で工場の製造ラインが被災し、製造が一時停止せざるを得ない状況になった。社員による懸命な復旧作業により、現在はすべて再開したが多大な損害を受けた。そうした中、全農グループ会社である全農ECソリューションズ㈱が開設した「食と農のクラウドファンディングAGRISSIVE!」のクラウドファンディング企画を開始することとしたもの。出資者へのリターン品は、同社の看板商品「11/19-B1乳酸菌ヨーグルト」、地元企業と共同開発した「あまざけヨーグルト」や「バニラプリン」の等セット。

 同社は、「東日本大震災から10年。福島に残り、この地で懸命に酪農を続ける人々と共に働き、変わらず新鮮な生乳を使用した製品をお客様に届けたい。ご愛顧いただいている皆様の健康維持サポートのために、ヨーグルトを製造し続けている東北協同乳業へのご支援をよろしくお願いいたします」と支援を呼びかけている。

 同社のクラウドファンディングの企画名は「震災に負けず福島からヨーグルトを届けたい~福島から元気を発信プロジェクト」(https://agrissive.com/shop/g/g0200)、実施サイトは「食と農のクラウドファンディングAGRISSIVE!」(https://agrissive.com/)。

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