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アプリ「レイミーのAI病害虫雑草診断」の診断対象作物を拡大=日本農薬

2021年1月12日

 日本農薬㈱は、昨年4月から同社が配信しているスマートフォン用アプリケーション「レイミーのAI病害虫雑草診断」の診断対象作物を拡大した。同アプリは、同社と㈱NTTデータCCSが共同で開発したAIが作物や田畑に発生する病害虫や雑草を写真から診断し、表示された候補から利用者が選択した防除対象に有効な薬剤情報を提供する、スマートフォン用の防除支援ツール。iOS、Androidに対応しており、ダウンロード・利用共に無料(通信料は利用者負担)。

 同社は今回、診断対象作物を既存の水稲に加え、キャベツ、はくさい、レタス、ブロッコリー、ねぎに拡大。拡大した作物に対応する農薬に関しては、同社製品に加え、スマート農業を普及させるために連携している日産化学㈱、日本曹達㈱、三井化学アグロ㈱の3社が販売する製品の情報を提供する。また、新しい機能として、診断履歴を航空写真の地図上に表示する機能や、最大5枚までの写真を同時にAI診断する機能なども実装した。すでにアプリを利用している場合は、最新バージョンにアップデートすることで、これらの機能を利用することができる。

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