農村部の気象・気候について、「数kmで予報が違う、温度が違う。地形によっても(条件が)変わってくる。地形の状況等と合わせて、気象データを読み解けるようになれば、それは鬼に金棒だ」と(一社)アグリフューチャージャパンの牧秀宣副理事長(愛媛県農業法人協会会長、ジェイ・ウィングファーム代表取締役)は語る。「農家もAIだとかと言い始めた時に、(気象のデジタル化が)一緒に進めば、見えないものが見え始めると思う。見えてくれば、凄く力になる」「産業としての位置づけが出来てくると、次の世代が農業を見る目は変ってくるだろう」と展望した。(4日、気象ビジネス推進コンソーシアムと気象庁が主催のオンラインセミナーで)