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JAバンク相談所が連絡会議を開き、県域と情報共有

2020年12月1日

 一般社団法人JAバンク相談所(大川良一代表理事)は11月25日、「2020年度JAバンク相談所全国連絡会議」をオンラインで開催し、信連・農林中央金庫などJAバンク関係者から約100名が参加した。オンライン開催としたことで、ほぼ全ての県域からの参加があった。

 今年9月に都道府県JAバンク相談所全県域移管後1年を経過したことをふまえ、JAバンクにおける苦情相談動向および留意事項について情報共有や意見交換を行い、県域と同相談所の連携向上を図ることを目的に開催された。

 2020年度上期苦情等受付対応実績の報告や、苦情等対応にかかる留意事項の説明が行われたのち、弁護士で中央大法科大学院教授の遠山信一郎氏から「高齢者・相続にかかる金融取引苦情対応の法的留意事項」をテーマに特別講演があった。情勢報告や講演を通じて課題や問題点などの情報を共有するとともに、出席者から県域取り組みについて発言があった。

《JAバンク相談所》一昨年4月中立的機関として設立。同年5月以降、全中、各県域の中央会系統で担ってきたJAバンク苦情相談解決支援業務を5次に亘り移管。昨年9月に全県域からの運営移管を完了した。

※詳報は、日刊アグリリサーチに掲載しています。

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