雪印メグミルクグループの雪印ビーンスターク㈱(稲葉聡代表取締役社長)は8日、14都道府県の高齢者施設を対象に大人のための粉ミルク「プラチナミルク for バランス 300g缶」(栄養調整食品)の無償提供を実施、申込みがあった686施設に対して、8052個のプラチナミルクを寄贈したと発表した。
今回の取組みは、新型コロナウイルス感染症が広がる中で、高齢者施設利用者の栄養摂取と施設で給食を提供している人の業務の一助になればと実施したもの。
同社によれば、「雪印メグミルクグループの発祥の地である北海道、この商品の生産工場所在地である群馬県、雪印メグミルク最大の工場(阿見工場)のある茨城県の3道県の高齢者福祉施設協議会様に個別にご案内したところ、各協議会様から協議会会員施設様に情報をお伝えいただく等のご協力をたまわり、多くの施設様にお届けすることができた」としている。
北海道高齢者福祉施設協議会事務局からは「現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、本会の会員施設に限らず高齢者施設の殆どが面会や外出を制限されており、いつ終わるとも分からない閉塞感や焦燥感の中で過ごしている状況の中、今回の寄贈では利用者の方のみならず職員も大変に勇気づけられたことと思います。心から謝意を述べさせていただきます」等の感想が寄せられたという。