農林中央金庫福島支店(望月大輔支店長)は12日、長年活動している「花いっぱい運動」の臨時的な展開として、県内全JAの店舗等168先へ「サルビア」の鉢植え800鉢を無償提供した。
この鉢植えは、東京オリンピック2020の聖火リレー応援用として県内の団体が栽培してきたが、新型コロナの影響で聖火リレーは中止となり使用先がなくなっていたもの。多くは近隣の学校などで引き取ったものの、残った鉢植えの保管等に関係者が頭を悩ませていた。農林中央金庫ではその情報を入手し、関係者を通して聖火リレー応援用鉢植えへの協賛という形で、残った800鉢を県内JAへ提供した。未だ新型コロナの収束が見えない中、最前線でJA事業に取り組む職員へ「エール」を贈る形となった。
JAでは「当運動の一環として窓口装飾用などに活用し、来店される利用者を少しでも元気づけられれば」としている。