JA全農は㈱ベネッセコーポレーション(岡山県岡山市)が発行する生活情報誌「サンキュ!」とタイアップし、「菜の花とタケノコ和え」「キャベツ・ジャガイモオーブン焼き アンチョビソース」「ピーマンと茄子の焼きびたし」、の旬の食材を使用した総菜3品を共同開発した。19日から全農が運営する「みのりみのるキッチン エキュート品川店」(東京都・港区)で販売する。
全農と雑誌「サンキュ!」は2012年から、同誌のインフルエンサー(多くの人に影響を与える情報発信者)の中で発信力の強いメンバーが集まり、「サンキュ!全農部」を結成し、読者である主婦とその家庭へ「食農育」をテーマに活動してきた。
今回販売する総菜はメンバーが、①忙しい主婦を後押しできる、②身体によく、旬の食材を味わえおいしい、③食欲をそそる商品展示、④自分へのご褒美で納得できる価格、にこだわり作成。
夫婦共働きが増え、時短ニーズが高まる中、「買う後ろめたさもなくなるような総菜がほしい」という意見を元に、家庭では作らないようなメニューを考案。「旬の食材を食卓にも取り入れたい」という意見をもとに、タケノコ・菜の花・キャベツ・ピーマン等食材を選定し、もう1品ほしいときに買いたいメニューを作成。素材の味・彩りにもこだわり、「自分が買いたくなる」「美味しさが伝わる」ようなPOPも手作り。「毎日頑張る自分へのご褒美」として納得できる価格帯を設定し、家族でシェアできる大パックも用意した。活動の様子は、「こちら食農育報道局」またはインスタグラムハッシュタグ「#サンキュ全農部」で見ることができる。
みのりみのるキッチン エキュート品川店(港区高輪3―26―27、JR東日本品川駅構内エキュート品川)…営業時間は9~22時(日曜・祝日は20時30分まで)。℡03―6721―7118。
《みのりみのるプロジェクト》 生産者と消費者がつながる場を広げ、日本農業への理解を醸成するとともに、外食産業における国産農畜産物の利用拡大を促進するため、国産食材100%の飲食店舗「みのりカフェ」「みのる食堂」を運営している。令和元年12月末日現在の出店数は全国15店舗。