農水省は、「知的財産の保護・活用セミナー」を東京(1月20日、丸の内・デロイト トーマツ グループ セミナールーム〔新東京ビル7階〕)・大阪(2月4日、大阪市中央区・有限責任監査法人トーマツ大阪事務所)の2会場で開催する。対象は、研究機関等の職員をはじめ、農林水産・食品産業の関係者(都道府県職員、大学職員、生産者、JA、企業等)。
近年、急速に進むグローバル化、農林水産物・食品の輸出強化等が重要な課題とされるなか、知的財産に関する海外への対応も重要であり、より高度な知財マネジメントが求められている。農林水産研究における戦略的な知財マネジメント推進のため、セミナーは、岩手県八幡平市花き研究開発センター所長で農学博士の日影孝志氏による「岩手県安代リンドウ」の事例紹介、弁護士法人三宅法律事務所の松本好史氏(弁護士/弁理士/パートナー)と本間知的財産事務所の本間政憲氏(弁理士)が「農林水産業の知的財産」について講演する。全体での質疑応答の後、法律・知財・ビジネスの専門家による個別相談会も予定されている。参加費(個別相談)無料。申込みはウェブサイトで受け付けている。東京(https://www2.deloitte.com/jp/semi5335)、大阪(https://www2.deloitte.com/jp/semi5340)。
なお、同セミナーは、農林水産省委託事業(平成31年度戦略的研究推進事業のうち知財マネジメントの強化支援事業)として行われる。