シンガーソングライターのピコ太郎さんが1月11日、〝農泊ファンバサダー〟として制作した農泊応援ソング「NOU HAKU~田舎に泊まりたい!」を金子農相に初披露。
この農泊応援ソングは、ピコ太郎さんのプロデューサーであるタレントの古坂大魔王さんが、青森県で農泊を体験し、その経験談からインスピレーションを受けたピコ太郎さんが制作。「泊まりたい泊まりたい…田舎に泊まらせてぇ…農泊!」「山、川、海、里、森に林に田畑 空、雲、静寂 鳥と風と緑と…た、た、たまらん!」などの歌詞にラップ調の音楽に乗せた歌とダンスで農泊を盛り上げる内容。
金子農相は「農村地帯も漁村地帯も人口が減り、地域の農業・漁業などの実態は、一般の人には分からない。できるだけ多くの方々に、農家の古民家のようなところに泊まってもらい良さを知ってもらいたい。出演番組でPRしてほしい」「子どもの影響力は大きいので、応援ソングの歌や踊りには期待が持てる」と語った。
ピコ太郎さんは応援ソングについて「明るい曲で、『何かわからないけれども農山漁村に行っちゃえ』と、パーティー的な感じの音にした。(曲や踊りを)見てくれた子どもたちが真似して、農泊ってなんだろうというところから、写真にたどり着いて現地に足を運んでもらえれば。そうした最初の引っ掛かりになれば」と話した。
農水省では、この農泊応援ソングを活用し、農泊の認知度向上に向けて情報発信等に一層取組んでいくとしている。