農水省は11月月5日、「地方農政局長・森林管理局長等会議」を開催。会議はTV会議を使って行われ、金子原二郎農相、中村裕之・武部新両副大臣、熊野正士・宮崎雅夫両大臣政務官が出席。各地の農政局・森林管理局等が管内農林水産業の概況や先進的な取組みについて報告した。
九州農政局からは「ゆめファーム全農SAGA」におけるきゅうりの大規模多収栽培実証で1年目から全国平均4倍の10a当たり収量55・6tを達成した事例はじめ、▼経済団体と連携した『東北と九州の産地間連携』による香港への輸出(東北農政局)、▼営農型太陽光発電のメリットを営農面でフル活用(関東農政局)、▼新潟県弥彦村におけるえだまめの生産拡大(北陸農政局)、▼オーストラリア向けいちご輸出第1号(東海農政局)、▼京都芸術大学と包括的連携協定を締結(近畿農政局)、▼地場農産物需給拡大プロジェクト(中国四国局)、などの取組みが報告された。