JA全農とJA全農の子会社であるJA全農ラドファ㈱(宮城県加美郡加美町、千葉房俊代表取締役社長)は、全農グループが展開する「農協シリーズ」の新商品として、『農協ごはん』を29日からJAタウンで先行販売し、以降、東北・関東エリアを中心に一部小売店舗で販売を開始する。
米の消費量は年々減少する一方、パックごはんの需要は増加している。全農は国産米のさらなる販売拡大を目指し、同商品を開発した。
『農協ごはん』は、JA全農ラドファこだわりの「ガス直火炊き」・「シャリ切り」製法で、国産米を強火、大釜で炊き上げ、炊き上がったあとにシャリ切りし、余分な水分をとばし、ふっくらつややかなごはんに仕上げた。添加物不使用で米本来の味に仕上がっていることが特長。
全農では「全農グループは、パックごはんの販売を通じて、国産米の消費拡大を促進するとともに、生産者の営農の安定をはかっていく」としている。180g。参考価格205円(税込)。
「農協シリーズ」は、生産者が生産した国産農畜産物を、全農グループがこだわりをもって製造・販売することで、生産者と産地の想いを消費者に伝えることをコンセプトにした全農のナショナルブランド。これまで「農協牛乳」「農協珈琲」「農協ヨーグルト」「農協たまご」を展開している。