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冷凍食品の新規利用者が大幅に増加=日本冷凍食品協会が利用状況調査

2021年4月10日

 (一社)日本冷凍食品協会(大櫛顕也会長)は、冷凍食品の利用者を対象に「冷凍食品の利用状況実態調査」を実施、このほど調査結果を明らかにした。コロナ禍で冷凍食品の新規利用者が大幅に増加、在宅勤務などで家庭での食事が増え、冷凍食品の利用頻度とともに男性の調理機会も増加したことが示された。調査は、10都県における緊急事態宣言が発令されていた今年2月22日から24日にかけて、冷凍食品を「月1回以上」利用している25歳以上の男女各625人を対象に行った。以下はその概要。

 ▼冷凍食品を使わない人がかなり減少し、冷凍食品の新規利用者が増加、▼冷凍食品の利用頻度は「増えた」が男女とも3割近くで、「減った」を大幅に上回る、▼冷凍食品の魅力は「おいしい」と回答する人は男女とも6割前後で、年々増加、▼コロナ禍以前と比較して、女性の約4割が「買い物に行く回数」が減ったと回答、過半数は「買い置きができる食品の購入」が増えたと回答、▼内食は「増えた」が多く、外食は「減った」が多数派、▼コロナ禍の昼食の準備や利用するもので増加したものは男女とも男女とも3人に1人が「冷凍食品」、▼有職者の在宅勤務率は女性3割弱、男性4割弱。うち、週4日以上の在宅勤務は女性3人に2人、男性半数、▼5年前と比べ、料理の担当が「ほとんど自分」の女性は減少、男性は「お互い同じ程度」が増加し、男性の料理への関与が増加。

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