農林中央金庫が5月26日、2020年度決算概要と「農林中央金庫の目指す姿」等について、奥和登代表理事理事長と伊藤良弘理事兼常務執行役員が記者会見し明らかにした。新型コロナウイルス感染防止の観点からオンライン方式により行われた〔写真提供:農林中金〕。
2020年度決算〔連結〕は、経常利益は率で前年度比152.2%増、金額では1870億円増の3100億円、純利益は126.3%増、1162億円増の2082億円となった。6期ぶりの増益決算となる。
奥理事長は冒頭、「新型コロナウイルス感染症により影響を受けておられる皆さまに対してこの場をお借りして心からお見舞い申し上げる。農林水産業あるいは食農バリューチェーンへの影響も非常に大きく、農林中央金庫としても関係者の皆さまと一緒になって、金融・非金融をあわせて引き続き万全の支援・対応をしていきたい」と述べた。